次に、これをどう実践して行くかについて、考えてみましょう。
実は、人によって魂の浄化レベルに高低の差があります。また「学ぶべきテーマ」も人によって異なるため、いっきに「魂がきれい」ということは出来ません。どのレベルでも「高次元の意識」とつながるため、一律に「これを実践しましょう」とサポート(援助)を受け、また自らも「自己を高めるための努力」を続けていけば、日宇せ道が開けることが、解説した通りです。
ここでは、実践のヒントとしては、まず「日井先生の教え」である五枚の実践が必要です。
① 霊氣を流して自己浄化:眠気だるさ、痛み、感情の波動・光との一体化を図りながら、日常生活の中で五枚の実践を心がけることによって、精神的・感情的な癒し・向上が実現されます。
② ネガティブな感情をドッキンさせないことです。(ネガティブな想いが湧いたときは、「ハートに霊氣の光が流れ、想いを浄化して送り出している」、または「光で包んで、天上のエネルギーの源の光に流している」とイメージして送り出し、中の内容を光で満たします)
③ 感情に支配されてしまったとき、それをストレートに表現することは、強力なマイナスエネルギーを送り出すことになり、自分の中に押し込めることは、不発弾を抱え込むことになり、ルギーを送り出すことになります。ネガティブなエネルギーが発生すると、同時に、「呼吸の変化」と、「体内の異常感」が発生します。これは、誰にでも起こる生理的な現象で、「呼吸と、体内に発生する感覚」を観察することが重要です。体験的に見つめることによって、「あ、感情が起きてきた」と自らに気づくことが出来、観察が続いていくと、不調和なエネルギーは一時的にとどまってから放たないことになります。感情に気づくことによって、ネガティブなエネルギーを留めて放さないことになります。意識が続いていくと、中の中に光を満たして浄化します。
④ よく大きい想い・良く言葉が、無意識のうちに出たときは、直ちに、「取り消し、取り消し」と左右に手を振って、取り消しの意識を明確にし、そのあと霊氣の光を送って浄化しておきます。
⑤ 気をつけていても、ネガティブな想いや言葉が出ることがありますが、「しまった!」と、その瞬間に気づくことにしましょう。過去のカルマが流れ出してきた」と認識して、「しっかりと流したい」と認識して受け止めます(過去のカルマを消化する絶好のチャンスです)。そして、イメージで霊氣の光を送って浄化しながら、「これでカルマが消滅した」と認識しておきます。
⑥ 「私たちに起こる現象」は、すべて「中立で意味がない」と言われます。現象は変化の過程で、過ぎ去るだけのものであって、本来的には「良いできごと、悪いできごと」という意味はありません。ですが、かつての観念からの意味づけによって、意味があるように、現象を捉えてしまいます。そのとき、本来無意味な現象が、感情の波動を引き起こす原因となりかねません。
「現象を意味づけしないこと」と言われますが、これには、現象の波動的意味の変容があります。意味づけが外れると、「現象が何かに働きかけた結果」との現象との関わりが離れることができます。どのような現象も、意味の選択は自分自身です。
⑦ したがって、私たちは積極的に「良い意味づけ」をすることに心がけましょう。
「すべての現象は、良くなるための変化」と認識し、具象・良く見える現象が起こっても、「良くなるための変化に現れた現象」と認識して、その現象に光を送って感謝します。
また、どんな現象であっても、無理にこじつけをすることではなく、「人生で体験する中での状況をプラスイメージで受け入れ、自己成長に役立てる」ことで、自分の生き方の中にいれることです。アファーメーションにより、潜在意識が受け入れてくれるよう、条件設定をしておくことも大切です。