《レベル3》最高シンボルを学ぶ(1)(シンボルの役割と現代霊気法での活用)

レイキ レベル3 «神秘伝»


1. 第4シンボルの役割を知る

① スピリチュアリズム(心霊科学)という考え方があり、それによると「私たちの魂は地球上 へ何度も転生して、さまざまな体験をすることで霊性を向上させ、学びの完成とともに高い次元 (人生として最高峰の境地)へ移行する」といわれます。

② これによって、すべての人が「学ぶ=課題」を経験することになっており、今回の人生で学びが完成しなければ、次の人生でもまた課題があたえられます。人はそれぞれ異った方法において転生を持っているため、学びの内容や深さが違います。共通していることは「過去に生じた魂の傷やカルマを癒やす」ことを意図して転生しており、私たちの存在の真実を知り、大神宮との一体化に到達することを目的にしているということです。

③ ここでいう地球とは、魂の転生を繰り返す「人」というレベルを超越して、永遠の平安と 静寂を保つ広大な大元に入ることをさす(その魂が宇宙全体に融合する)とされ、この境地をめざした先覚者たちは、厳しい修行を重ねてきました。

④ この境地を解脱、悟り、エンライトメント…などといい、それを信ずる人たちにとって、第 4シンボルの象徴は、輪廻転生のレベルを超える大きな存在にしてます。

⑤ 「輪廻転生など信じない、人生は1回だけだ」という考え方もあります。これも人生に対 する選択(理解)の1つです。しかし、より理解しようとも、「今ここに生きている」という現実 から「今生きている人生は、1回だけだ」(この人生は、やり直しがきかない)ということ は否定できません。

 第4シンボルの象徴する源との波動共振は、どのような考え方を持っている人に対しても、 自己の存在意義を自覚させ、価値ある生き方ができるよう、気づきを与えてくれます。

2. 現代霊気法における活用

① 現代霊気法では、輪廻転生について論ずることはしませんが、臼井先生の到達された「人生 の目的は安心立命を得る(大安心の境地を確立する)ことにある」という悟りに向かって、人生 を楽に生きることを学んでいきます。

② 霊気法の神髄を「究極のリラックスに到達すること」と理解し、「人として正しい努力をす ことは必要であるが、人の力ではどうにもならないことについては、すべて宇宙に任せて、一切 思い煩うことのない 安らかな心境を獲得する」ことを目標としています。

 人生でどのようなことが起こっても、心が動揺することなく、

 嘆くことも、悪を憎むこともなく、いつも安らいでいる、

 自己の天命(使命、役割)を知り、つねに喜びとともに遂行する

 ……これが、私たちの目指すべき境地です。

③ また「自分は大宇宙から生み出されている、小宇宙としての存在である」ことを実感し、宇宙 のリズムと響き合う生活を継続しながら、臼井先生の教えを繰り返し実践することによって、 魂を発生し、今を存在している不調和なエネルギーを浄化し、浄化し、消滅させるこ とに努めていきます。

④ 同時に、自己の想い・言葉・行為を清めることによって「新たな不調和を発生させない生き 方」を創造していきます。

⑤ 現代霊気法では、これらの実践のすべてに、第4シンボルの象徴する「聖なる意識波動」を 取り入れ、大神宮と共振することで生き方を力強くサポートしています。

 レベル3で学ぶ第4シンボル(最高シンボル)の意味と応用法は、それらの実践の基礎と な るものです。


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