霊気ヒーリングの基本(2) 〈手の使い方の基本〉

レイキ

【手の使い方の基本】

① 手のひらを軽く伸ばし、各指は密着させて使います。

親指は、少し離れてもかまいません。各指を広げていると、エネルギーが分散してしまいます。また、意識的にソフトなエネルギーを送りたいときは、指の間隔を十分に開くことが有効です。

② 手は強く相手に押しつけず、フェザータッチで行うのが基本です。

顔や胸や内臓の上など、圧迫感を与えないように気をつけましょう。さらに、エネルギーに敏感な人は、筆全体や、指の部分(または指先のみ)を軽く当てる配慮も必要です。

【両手使用法】

① 両手は、フルに使ってください。

一般的には、左手で受けて右手で送ると言われますが、霊気法では、とくに意識する必要はありません。霊気エネルギーは、手を置いたその位置から、全身へチャージしていきます。

② 手がどちらでも効果に変わりませんが、できるだけ手全体を当てます。

人は、接触感や体温によって心が安らぎ、深いリラックスが得られます。直接手を当てにくい状態のときは、少し離れたところから手をかざします。

③ 広い範囲に送りたいときは、両手を横に並べて使います。

霊気を強力に送りたいときは、一方の掌を一方の手の甲に密着させて送ります。

【片手使用法】

① ヒーリングの個所によっては、片手の方がやりやすい場合があります。

左右は問いませんので、手や腕が不自然なポーズにならないよう楽な姿勢で行ってください。部位によっては、指先だけを当てます。

② 肺、腎臓、耳など二つある器官は、できるだけ両手を使います。

【臼井先生の手の使い方】

① 臼井先生の霊気治療は、基本的には片手のみ使っておられました。

無理のない楽な姿勢をとり、どちらか一方の手を受け手に向け、もう一方の手はあたかも卵を握っているかのように軽く丸め、2本の指で輪を作ります。そこから霊気エネルギーを吸収し、発電して送り出すとされました。もちろん、2つある器官には両手を使います。

② 片手の場合、中指の指先から第2関節に意識をおき、他の指は軽く添えて患部に当てます。

掌は密着させず、エネルギーの状態を感知しながら手を当てます。

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