● 霊気ヒーリングは自己完成への修行法
1. ヒーリングは、「愛と調和の実践」と認識する
① 霊気は、「無条件の愛と調和に満ちた、光のエネルギー」であり、それを仲介する霊気ヒーリングは、愛と調和の「実践」と「瞬間」と「癒し」の三役割を持っています。
② ラーは「宇宙からの光を地上に広げる」光の表使として、霊気エネルギーを仲介して行います。同時に、自己成長の修行として、ヒーラーが霊気を流す中で、相手に霊気エネルギーを流すだけでなく、それは、高度な愛の実践であり、自らの心の調和もまた深まるプロセスとなります。
③ 霊気療法では、ヒーラーの霊性(魂のふれあい)が重要視され、霊性のエネルギーによるヒーリングは効果が高いとされます。2人の間で生まれる「調和的な霊気場」の中で行う「愛の共有の中で行う」ので穏やかで安全です。
④ 他者ヒーリングの中に、自己完成の修行がある。
2. 霊気ヒーリングの本質は、霊気波動の表現
① ヒーリングは、「癒しのわざ(技術)」でもあるが、絵を描いたり歌を歌ったりするのと同じく、その人の個性やレベル、表現力などにより、「愛と調和を表現している姿」とも言え、ヒーラーの霊的レベルの表現ともいえます。
② 「霊気が使えればヒーリングできる」とも言えますが、ヒーリング能力も自ずと向上します。中には、気づかぬうちに能力が高まる人もあれば、意識的に努力して、霊気波動が最大限の効果を現すようになっていく人もいます。
③ ヒーリング能力がヒーラーの資質で決まるとすれば、霊気が高ければ高いほど、霊気波動の表現が豊かになるとも言えます。だからこそ「霊格のバロメーター」といえる理由はそこにあります。
④ しかし、「霊格が高い」から「霊格が高い」とは、必ずしも言い切れません。
⑤ ヒーリング能力は、後天的なパラメーター(霊格が高い)とは、必ずしも言い切れません。
⑥ しかし「ヒーリング能力があるのが霊格が高い」それでこそ「霊格のバロメーター」となり得るものです。ただし、霊格とヒーリング能力が一致しない、または「ヒーリング能力」だけを獲得している人もいます。
⑦ 霊気とつながってヒーリングを行っている時に、突然能力が身についた人も存在します。
⑧ その時に起こる共通点は、突然ふさわしい時や、突然能力を持った人は、高次元から一定の役割を与えられたという共通点があります。
⑨ しかし、そのような人たちも、能力を持ったからには、霊格の向上に努力をすることが必要です。
⑩ 一時的に高次元の能力が与えられたとしても、日常生活において、霊格の向上に努力している人、何かのきっかけで感動を与えられて、自分の意識を高めてきた人は、そのままのやり方を続けていくと、次第に意識の次元が広がっていくが、病気や不幸を招いたり、不調和な結果に終わることになりかねません。
3. ヒーリングは「気づきの手助け」をするもの
① 人生が「学びの完成」にあるとすれば、人生の中で起こる体験はすべて意味のあることで、喜びや苦しみ、病気などの体験も、魂の成長を促すための機会(メッセージ)といえます。
② 人の内面がネガティブにズレやすくなった時、それを修正し、宇宙のリズムと響き合わなくなると、不調和な現象が発生します。これに気づきのサポートを与えるのが、ヒーラーの役割の一つです。
③ 「これまで自分が誤解した結果だ」と気づき、「自分の想念や行動がどこに、その原因があったのか」と、内面の原因をさぐれば真の癒しが起こります(気づきが起これば、速やかに真の癒しが行われます)。
④ 人は誤解によって学びを行い、人生を創造します。自由意思とは、誤解による選択を何度も繰り返し、そのつど学びを深めていくことができます(それらの原因は、過去や他人からきたものでも、とても受け入れがたいものであった自分自身です)。それで気づいたとき、それを持ち続ける方法が分かり、その人の癒しが始まります。すなわちまた一つの誤解を、調和の中で相手を理解することに変更できた時、同時にその誤解が魂の中で解消された瞬間、自己の理解と癒しが行われた瞬間といえます。
⑤ 純粋なレベルで霊気ヒーラーは、ピュアな霊気波動を仲介するものであり、調和された自己の生命場に相手のエネルギーが共鳴し、相手の意識波動と接して、自然な気づきを促すことができます。