《カウンセリング(ベーシック)》潜在意識と顕在意識を使い分ける― 心のしくみを知ると、自分をもっと大切にできる ―

カウンセリング〜ベーシック〜


カウンセリングの世界では、私たちの心は大きく 「顕在意識」 と 「潜在意識」 の2つで構成されていると考えられます。これは特別なスピリチュアル概念ではなく、心理学でも広く使われている基本的な心の捉え方です。

この2つの関係性を理解することで、自分の感情や行動の理由が自然と見えてきます。

🌿顕在意識とは「表面の自分」

顕在意識は、簡単に言えば 自分で“気づけている心” のこと。

• 今考えていること

• 判断していること

• 意図的な行動

• 意識的な選択

• “こうしよう” と意思を向けること

こうした 日常の思考や行動の5〜10%程度 を担当していると言われます。

顕在意識は、目の前の出来事に反応したり、論理的に考えたりする“現実操作”が得意ですが、心の奥にある本音までは把握していません。

例えば、

「本当は休みたいのに動いてしまう」

「嫌なのに断れない」

こんな場面で、顕在意識と潜在意識がチグハグになっていることがあります。

🌟潜在意識とは「本当の気持ちを抱えている深層の自分」

潜在意識は、私たちの心の 90〜95%を占める“無意識の領域” と言われます。

ここには、

• 子どもの頃の記憶

• 過去の体験による思い込み

• 本音・欲求

• 感情のクセ

• 自動的な反応

• 自分でも気づいていない価値観

などが蓄えられています。

潜在意識は普段意識できないものの、

行動パターン・人間関係・選択・感情の反応のほとんどを決めている ほど強い影響力を持っています。

例えば、

「なぜか同じパターンの悩みを繰り返す」

「頭ではわかっているのに行動できない」

という状態は、潜在意識にある思い込みや感情のブロックが関係していることが多いのです。

🌈顕在意識と潜在意識のズレが“悩み”を生む

顕在意識は「こうしたい」と思っていても、

潜在意識が「怖い」「失敗したくない」などの感情を握っている場合、

行動と気持ちが一致しません。

例えば、

• ✔ 頭では『大丈夫』と思っているのに、体が緊張する

• ✔ 『やりたい』と思っているのに、なぜか動けない

• ✔ 『もう平気』と言いながら、心だけがざわざわしている

こうしたアンバランスがストレスや悩みの正体であり、

多くのカウンセリングで扱うテーマになります。

🌟カウンセリングで大切なのは「潜在意識の声に気づく」こと

カウンセリングでは、話すことで顕在意識が整理され、

同時に 潜在意識の本音や未完了の感情が浮かび上がってきます。

自分でも気づいていなかった思い込みや心のクセに気づくことで、

• 心の負担が軽くなる

• 行動しやすくなる

• 自分を大切にできる

• 他人の言葉に振り回されにくくなる

といった変化が自然と起こります。

潜在意識を無理に変える必要はありません。

ただ、丁寧に気づいてあげるだけで心はゆるみ、

顕在意識とのバランスが整っていきます。

🕊おわりに

顕在意識と潜在意識は、どちらが良い悪いではなく、

“表面”と“深層”という役割の違いがあるだけです。

この2つの関係に気づき、

潜在意識の声を大切にすることが、

自分らしく生きる土台になります。

あなたの心の奥にある静かな声が、

これからの日々を優しく導いてくれますように。

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