《レイキレベル1(初伝)》「レイキ」とは宇宙エネルギーのことである

レイキ レベル1 «初伝»

レイキを学び始めるとき、多くの人が最初に触れるのが「霊気は宇宙エネルギーである」という考え方です。これは単なる比喩やスピリチュアル的な言い回しではなく、レイキという実践を理解するうえで欠かせない本質的なポイントです。ここでは、レイキレベル1における宇宙エネルギーとしての霊気の捉え方を整理してみましょう。

1. 霊気の基本的な定義

「霊気」とは、日本語で「霊妙なる気」という意味を持ちます。臼井甕男先生が体系化した臼井霊気療法においては、人間が本来持っている自然治癒力を高めるために、この宇宙に満ちているエネルギーを活用します。

つまり、霊気は人間が作り出すものではなく、私たちの外側にも内側にも存在している「大いなる生命エネルギー」そのものなのです。

2. 宇宙エネルギーという視点

「宇宙エネルギー」という言葉を聞くと、壮大でつかみどころがないイメージを抱く方もいるでしょう。しかし、レイキでいう宇宙エネルギーは、特別な人だけが扱えるものではありません。太陽の光、星々の輝き、風や水、植物の成長、そして人間のいのちを支える力——これらすべてが霊気の一部です。

私たちは日々、呼吸や食事を通じて宇宙エネルギーとつながっています。レイキは、この普遍的なエネルギーを意識的に流し、癒しや調和に役立てる実践法といえるでしょう。

3. レベル1で学ぶ「流れる感覚」

レイキレベル1では、まず自分の手を通してエネルギーを流すことを学びます。このときに体感するのは、手のひらの温かさやピリピリとした感覚、やさしい波のような感覚です。これは自分のエネルギーを使っているのではなく、宇宙エネルギーが流れているサインです。

重要なのは、「自分が癒す」のではなく、「宇宙エネルギーが自然に働く」という理解です。カウンセラーやヒーラーのように「頑張って何かをする」のではなく、ただ「流れることを許す」姿勢が基本となります。

4. エゴを手放すことの意味

「宇宙エネルギーが癒す」という前提に立つと、私たちは「治してあげよう」「良くしてあげたい」というエゴを手放すことができます。ヒーリングの主体はヒーラーではなく、宇宙エネルギーそのものです。

ヒーラーはあくまでも通路、あるいは媒体にすぎません。この姿勢を身につけることで、クライエントにも安心感が伝わり、自然な癒しの場が生まれていきます。

5. 宇宙エネルギーを信頼する

レイキを実習するとき、最初は「本当に流れているのだろうか」と疑問を持つ方も少なくありません。しかし、霊気は目に見えなくても確かに存在し、体感や変化として徐々に実感できます。

ここで大切なのは、自分の感覚や宇宙の働きを「信頼すること」です。信じることで手放しが起こり、より自然に霊気が流れるようになります。信頼は、レベル1で培うべき大切な心得のひとつです。

6. 日常生活に活かす

宇宙エネルギーとしての霊気は、特別な儀式や大掛かりな準備を必要としません。朝の目覚めに手を当てる、疲れたときに自分を癒す、家族や友人に手を当てて安らぎを届ける。こうした小さな実践が、レイキの本質を深めていきます。

レベル1で学んだエネルギーの流れを日常に取り入れることで、「宇宙とつながって生きている」という感覚が育ち、心の安定や幸福感にもつながります。

まとめ

レイキレベル1における大切な学びは、「霊気は宇宙エネルギーである」という理解にあります。

霊気は誰もが使える普遍的なエネルギーである ヒーラーは媒介となり、エネルギーを流すだけでよい エゴを手放し、宇宙エネルギーを信頼することが大切 日常生活に活かすことで、霊気は自然に根づいていく

この理解を心に留めておくことで、実践を重ねるたびに「癒す力は自分の外にある」のではなく「宇宙と共に在る」という感覚を深めていくことができます。

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