レイキを学ぶと、段階ごとにシンボルと呼ばれる特別なエネルギーの鍵を受け取ります。第2シンボルは「セイヘキ」とも呼ばれ、主に心や潜在意識に働きかける力を持つと伝えられています。第1シンボルが「エネルギーを強める」役割を担うのに対し、第2シンボルは「心を癒す」ことに特化しており、感情や思考パターンの調和に大きな助けとなります。
第2シンボルの最も大きな特徴は、潜在意識にアプローチできる点です。私たちは過去の経験やトラウマから無意識のうちに「ネガティブな思考のクセ」を持ってしまうことがあります。例えば「どうせ自分はできない」「人から嫌われるのが怖い」などの考えは、表面的には忘れていても心の奥に残っている場合が少なくありません。第2シンボルを用いることで、こうした不要な思考パターンをやさしく癒し、手放していくサポートになります。
また、人間関係の調和にも大きな力を発揮します。相手と気持ちがすれ違ってしまったときや、誤解が生じているときに第2シンボルを意図して使うと、感情のもつれをほぐし、理解し合いやすい環境が整うとされています。大切なのは「相手を思いやる気持ち」と「調和を願う意図」であり、相手をコントロールするためではなく、心を結び直すために使うのが基本です。
具体的な使い方としては、まず静かに呼吸を整え、第2シンボルを心の中で描きながらコトダマ(マントラ)を唱えます。その上で、癒したい感情や改善したい習慣、人間関係のイメージに向けてレイキを流します。例えば「不安を手放したい」と思うときには胸に手を当て、第2シンボルを意識しながらエネルギーを流すと心が落ち着いていきます。また、喫煙や過食などやめたい習慣に対しても、繰り返しシンボルを使うことで潜在意識に働きかけ、改善を後押ししてくれます。
さらに、第2シンボルは遠隔ヒーリングと併用することで効果が高まるとされます。距離を越えて心の奥に届くエネルギーを送ることができるため、大切な人へのサポートや自分自身の深い癒しに役立ちます。
ただし、シンボルやコトダマは正式な伝授を受けてこそ本来の力を発揮します。ここで紹介したのはあくまで一般的な理解であり、実際の活用は指導者からの学びを尊重してください。
第2シンボルは「心を浄化し、調和を取り戻すための鍵」です。日々の中で心がざわついたとき、自分や大切な人との関係を癒したいときに、やさしく寄り添ってくれる存在となるでしょう。
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