はじめに
レイキを学び始めた方にとって、レベル3は特別な節目となります。初伝(レベル1)では自己ヒーリングや身近な人への施術を学び、奥伝(レベル2)ではシンボルや遠隔ヒーリングを通じてエネルギーの幅を広げてきました。そしてレベル3では、より深い自己成長と霊的な気づきがテーマとなり、心身の健康と本当の意味での幸福へとつながる道が開かれていきます。
この記事では、レベル3における学びを「健康」と「幸福」という二つの視点から整理し、その実践法や日常への活かし方についてお伝えします。
レベル3の本質 ― 宇宙との一体感
レベル3では、臼井甕男先生が伝えた「安心立命」に近づくことが目的とされます。安心立命とは、外側の状況に左右されず、心が穏やかで揺るがない状態のことです。つまり、どんな出来事があっても自分自身の中心に安らぎを見いだし、宇宙や自然とのつながりを実感できる境地です。
この境地に至ることで、ストレスや不安に振り回されることが減り、心身のバランスが整っていきます。その結果、自然治癒力が高まり、健康的な体と安定した心を育むことができるのです。
健康へのアプローチ
1. 心の浄化とストレス解放
レベル3では、自己の深い部分に働きかける瞑想や呼吸法を通じて、潜在的に抱えている感情や不要なエネルギーを手放していきます。これにより、慢性的なストレスや不安が軽減され、自律神経のバランスが整いやすくなります。
2. 体のエネルギーバランスの回復
シンボルやコトダマの活用によって、体内のエネルギーの流れを調整することが可能です。日常的に自己ヒーリングを行うことで、免疫力や自然治癒力が高まり、病気の予防や回復を助けます。
3. 睡眠の質向上
心の安定とエネルギーの調和は、深い眠りを促します。質の良い睡眠は体の回復に直結し、翌日の活力や集中力を高めます。
幸福へのアプローチ
1. 自己受容と自己肯定感の深化
レベル3の学びは、自分をありのままに受け入れることを促します。過去の失敗や欠点を否定するのではなく、それを含めて自分を愛することができるようになります。この自己受容は、幸福感の大きな源泉です。
2. 他者との調和とつながり
自己が癒されていくと、自然と他者への共感力が高まり、人間関係の中で優しさや思いやりを発揮できるようになります。信頼関係が深まることで、孤独感が減り、日常生活の中に充足感や喜びを見いだせるようになります。
3. 人生の目的意識
レベル3では「自分はなぜ生きているのか」「どのように人や社会に貢献できるのか」といった人生の目的を意識することが増えます。この目的意識は、日々の行動に意味を与え、幸福感を持続させる力となります。
日常生活での実践法
毎朝の瞑想 静かに目を閉じ、宇宙の光が自分を包み込むイメージを持つことで、心身が整い一日を穏やかに始められます。 セルフヒーリング 手を当てながらレベル3のシンボルを意識し、自分の体や心に必要な癒しを届けます。 感謝の習慣 小さな出来事にも「ありがとう」と心の中で唱えることで、幸福感が自然と育まれます。 人へのヒーリング 家族や友人にレイキを送ることで、相手の健康や幸福をサポートし、自分自身の喜びにもつながります。
まとめ
レイキレベル3は、単なるヒーリング技法の習得にとどまらず、「健康と幸福」という人間の根源的な願いを叶える道しるべです。自己の浄化と成長を通じて、心と体を調和させ、人生に安心と充実をもたらしてくれます。
もしあなたが「より健康に」「より幸せに」と願うなら、レベル3の学びを日々の生活に取り入れてみてください。その実践が、あなた自身だけでなく周囲の人々にも光を広げ、より良い未来を創り出していくことでしょう。