レイキレベル3(神秘伝)は、レイキの学びの中でも「内なる目覚め」を体験する段階です。
レベル1で身体の癒しを学び、レベル2で心や時間を超えたヒーリングを体得した私たちは、
この神秘伝で「霊気とは何か」「癒しとは何か」という根本に立ち返ります。
それは、テクニックや手法を超えた――
“光として生きる自分”を再確認する旅です。
■ 「霊気」は外からもらうものではない
多くの人が最初に誤解しやすいのが、「霊気=特別なエネルギーを受け取るもの」という考え方です。
もちろん、レイキは宇宙の根源的な生命エネルギーとつながる実践ですが、
レベル3の学びでは、「レイキはもともと自分の中に流れている光である」と気づきます。
臼井甕男先生は、レイキの根本目的を「安心立命」と説かれました。
これは“どんな出来事があっても心が安らぎ、静かに生きる境地”のこと。
つまり、レイキとは外側の力を取り込むことではなく、内なる光を思い出す道なのです。
あなたの中には、すでに癒しの光が流れています。
霊気ヒーリングは、その光を意識的に感じ、思い出し、活かしていくための手段にすぎません。
■ ヒーリングとは「整えること」
「ヒーリング」と聞くと、誰かを“治す”イメージを持つかもしれません。
しかし、本来のヒーリングとは“治療”ではなく、“調和”です。
つまり、レイキヒーリングの目的は、誰かを変えることではなく、
自然なエネルギーの流れに戻すことです。
レイキのエネルギーは、いつも最善の方向へと働きます。
私たちが意図的に何かを「良くしよう」としなくても、
その人にとって必要な形で癒しが起こります。
そこには、「コントロールする」のではなく、「委ねる」という姿勢が必要です。
“癒し”は、与えるものでも、起こさせるものでもありません。
ただ、光の通り道として在ること。
それがレイキヒーリングの本質です。
■ 「癒す人」と「癒される人」は一つ
レベル3の学びを深めると、
「ヒーリングする側」と「される側」という境界が薄れていきます。
手を当てているとき、ふと気づくことがあります。
“自分が相手を癒している”のではなく、
“自分もまた同時に癒されている”という感覚。
この瞬間、あなたは「癒す・癒される」という二元を超えて、
光の循環そのものになっています。
レイキは“与えるエネルギー”ではなく、“共鳴するエネルギー”。
相手の波動と自分の波動が響き合い、調和が生まれる――
そこにこそ、ヒーリングの真髄があるのです。
■ マスターシンボルが示す「大光明」
レイキレベル3では、新たに**マスターシンボル(大光明)**を学びます。
このシンボルは、宇宙の根源的な光そのものを象徴しています。
「光と一体となる」「自分の内なる神聖さを思い出す」――
それが、この段階の目的です。
マスターシンボルを用いたヒーリングは、
肉体・心・意識、そして魂レベルにまで波動を届けます。
その光は、問題を「解決」するのではなく、「超越」させます。
つまり、ヒーリングとは“何かを変える行為”ではなく、
すでに完璧であるという真実に気づくことなのです。
■ レイキの原点は「感謝と調和」
レベル3で改めて思い出したいのが、臼井先生の教えにある「五戒」です。
今日だけは怒るな、心配すな、感謝して、業をはげめ、人に親切に。
これこそが、霊気ヒーリングの根本です。
手当ての技法やシンボルを超えて、
日常そのものを「レイキの生き方」として実践する――。
それが神秘伝で学ぶ最大のテーマといえます。
レイキは特別な儀式ではなく、「日々の在り方」です。
“いまここ”に心を戻し、感謝と共に生きることで、
私たち自身が光の存在として世界を癒していきます。
■ まとめ ― 癒しの本質は「存在そのもの」
レイキレベル3の学びは、
“癒しの技法を極めること”ではなく、
“自分という存在そのものが癒しである”と気づくことにあります。
他者を変えようとせず、状況を操作しようともせず、
ただそこに静かに光として在る。
その在り方こそ、最も純粋でパワフルなヒーリングなのです。
あなたが自分の中の光を思い出したとき、
周りの人も自然にその光を感じ取り、癒されていきます。
癒しとは「行うもの」ではなく、「放たれるもの」。
それが、レイキの本質であり、神秘伝で再確認すべき真実なのです。

