1. シンボルの真実を知る
① 臼井先生は、「臼井靈氣法は、法(シンボル)の活用により、だれでも簡単に、確実にできる」と、活用を勧められました。そして、「シンボルを十分に活用し尽くしたとき、いつの間にかシンボルを必要としない境地に達している。人の意識が整い、宇宙のどの地点にでも瞬時に到達することができるようになる」と教えられました。
→ シンボルを使わなくてもよいという域まで、早く意識を高めなさい」と教えられました。
② 臼井先生が最初に教団に取り入れ、奥伝で教えられたシンボルは、次の3つでした。
(1)心身を癒す、調和させる時に使うシンボル
(2)臼井先生の治療時に集中時以外は外すシンボル
(3)遠隔治療時に使用するシンボル
③ 時代の要請、靈氣の普及、普遍的な技法に進化させました。
→ それにより、臼井先生が指導された初期技法では(たとえば初めて歓びきの浮き輪)のような体験をする人が多く、その体験を得るための補助輪(または補助エネルギー)を避けることができず、安心して靈氣を体験することが困難でした。
→ そのため、現在のような、象徴的なシンボルは、臼井先生からの贈り物である法をより多くの人が実践できるよう、「同じようにできる」「十分に活用することが必要です」が、成長するにしたがい、シンボルが「必要でなくなる」と感じる時期が到来します。
④ シンボルの意味は、多様に解釈されています。
それは、シンボルというものが、密教的・秘教団体などに使われた歴史的な背景があり、それぞれの文化・流派によっての関連で論じられることが多いです。しかし、靈氣療法で実践されるシンボルは、それらの機能とは関係なく、「形から発する波動」と、その共振機能を活用して、高度な技法をやさしく実践する」ために導入されています。
2. シンボル超越へのステップ
① まず「4つのシンボル」を学び、活用に習熟することによって、その効果を十分に認識する
(この段階が、最も重要。)
② 実践と認識が深められた後、次のステップで、第4シンボルを「統合シンボル」(すべてを代表するシンボル)とし、これによりすべての技法を実践する(これにより、第4シンボルが「マスターシンボル」へと昇華する)。
(1) 最初は、「ヒーリング用第3シンボル、霊性向上は第4シンボルを使う」と決めて実践し、次の段階で「統合シンボル」へ移行してもよい。
(2) ある時、「第3シンボルを太陽のイメージ、第4シンボルを白光のイメージ」に置き換える
ものも効果的(イメージシンボルの変換)。
③ 認識が深まり、いかなる場所でも地靈に到達できる。
(1) 両手を上げて、自分自身を「光のシンボル」とする。
(2) 意識のみで、靈氣エネルギーと接続する。
3. 実践にあたっての注意
「統合シンボル」「イメージシンボル」「シンボルからの超越」など、その効果は実証されています。しかし、これは認識の程度により可能となるので、疑問があったり、効果が確信できないときは、心の底から認識できたとき、シンボルから離れてください。