―今ここから、未来の自分へ光を送る―
■ 時間を超えるレイキの力
レイキの特徴のひとつに「時間と空間を超えて届くエネルギー」があります。
レベル2(奥伝)では、第二・第三シンボルを使うことで、
過去や未来へもヒーリングを行うことができるようになります。
私たちの意識や感情は「今この瞬間」だけに存在しているわけではありません。
過去の出来事を思い出しては落ち込み、
未来の出来事を想像しては不安を感じることもあります。
けれども、レイキの視点から見れば、時間は直線的ではなく、
すべての瞬間は“今ここ”に同時に存在しています。
だからこそ、未来へのヒーリングも可能なのです。
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■ 未来へのヒーリングとは何か
未来へのヒーリングとは、これから訪れる出来事や環境に対して、
あらかじめ光と調和のエネルギーを送ることです。
たとえば、
• 大切な面接やプレゼンがある前に「緊張しない自分」にエネルギーを送る
• 手術や入試など、未来の特定の日に向けて安心と成功を祈る
• 将来の自分がより穏やかで、幸せな心で生きているようイメージする
これらはすべて「未来の自分」に向けたレイキの実践です。
エネルギーは時間を超えて働くため、未来の出来事を穏やかに整え、
最高の結果を導きやすくしてくれます。
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■ なぜ未来へのヒーリングが有効なのか
レイキの世界では、「思考と意識が現実を創る」と考えます。
つまり、未来に不安や恐れを投影すれば、その波動が現実を引き寄せ、
安心と信頼を送れば、そのエネルギーが未来の現実をやさしく整えていくのです。
未来へのヒーリングは、単なる「お願い」や「予言」ではなく、
意識の波動を未来に先送りするワークといえます。
それは同時に、「今」の自分の心を整えることにもつながります。
未来に光を送るとき、私たちは未来の自分とつながり、
「大丈夫、すべてうまくいく」という確信に満たされます。
それが現在の不安をやわらげ、行動力と安心感を取り戻してくれるのです。
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■ 実践:未来へのヒーリングの手順
1. 静かに座り、深呼吸をする
ゆったりと呼吸を整え、心を穏やかにします。
手のひらに意識を向け、レイキエネルギーの流れを感じましょう。
2. 送りたい未来のシーンを思い描く
数日後、数か月後、あるいは数年後でも構いません。
その場面を明るく、穏やかにイメージします。
自分が笑顔で、安心し、心から満たされている様子を思い浮かべましょう。
3. シンボルとコトダマを用いる
レベル2で伝授された第二・第三シンボルを描き、
心の中でコトダマを唱えながら、エネルギーを未来に送ります。
光の球が未来の自分を包み込み、安心と成功をもたらす様子を感じてください。
4. 感謝の気持ちで締めくくる
「このヒーリングが最善の形で届きました」と心の中で感謝し、終了します。
レイキのエネルギーは常に“最高善”のために働きます。
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■ 未来ヒーリングの応用
未来へのヒーリングは、個人的な出来事だけでなく、
家族・職場・地球全体の未来に光を送ることもできます。
たとえば、
• 家族の健康や成長
• 介護現場や職場の調和
• 社会や地球の平和と浄化
これらも意識の波動を通して未来に届きます。
私たち一人ひとりが「光の送信者」となれば、
そのエネルギーは確実に集合意識を変えていきます。
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■ 未来は“今”がつくる
未来へのヒーリングを実践していくうちに、
多くの人が気づくことがあります。
それは、「未来を変える力は、今この瞬間にある」ということ。
未来に光を送るという行為は、
実は“今の自分”の波動を高める行為でもあります。
安心・信頼・愛・感謝の意識で未来を描けば、
その波動はすぐに今の現実にも反映されていくのです。
つまり、「未来へのヒーリング」とは、
“未来を癒すことで、今を整えるワーク”でもあるのです。
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■ まとめ
• レベル2(奥伝)では、時間と空間を超えるレイキが可能になる
• 未来へのヒーリングは、これから起こる出来事を光で包み、最善へ導くワーク
• シンボルとコトダマを通して、意識の波動を未来に先送りできる
• 未来を癒すことで、現在の自分の心も穏やかに整う
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🌟 未来は、あなたの今の波動がつくる光の地図です。
レイキのエネルギーで未来を包み、安心と希望の道を照らしていきましょう。

