【カウンセリング(ベーシック)】シータカウンセリングとは?ベーシックカウンセリングで心をやさしく整える方法

カウンセリング〜ベーシック〜

カウンセリング(ベーシック)におけるシータカウンセリングとは

― 潜在意識にやさしくアプローチする新しい対話 ―

カウンセリングにはさまざまな手法がありますが、その中でも近年注目されているのがシータカウンセリングです。
これは、リラックスした意識状態で潜在意識に働きかけることを目的としたカウンセリング方法で、心の奥にある思考パターンや感情に気づき、やさしく整えていくアプローチです。

ベーシックなカウンセリングの中にシータカウンセリングを取り入れることで、クライアント自身も気づいていなかった「思い込み」や「無意識の反応」に光を当てることができます。

シータカウンセリングの「シータ」とは?

「シータ」とは、脳波の一種(シータ波)を指します。
私たちが深くリラックスしているとき、瞑想状態や眠りに入る直前のようなときに出やすい脳波です。

この状態では、
• 緊張が緩む
• 思考が静かになる
• 心の深い部分にアクセスしやすくなる

といった特徴があります。

シータカウンセリングでは、会話を通してこの穏やかな意識状態に近づき、潜在意識レベルでの気づきや変化を促していきます。

ベーシックカウンセリングとの違い

一般的なカウンセリングでは、
• 起きた出来事
• 感情の整理
• 考え方のクセ

などを「言葉」で整理していくことが中心です。

一方、シータカウンセリングでは、
「なぜその感情が繰り返し出てくるのか」
「その反応の根っこにある思い込みは何か」
といった深い部分に、やさしく焦点を当てていきます。

無理に答えを出そうとせず、クライアントの内側から自然に浮かび上がる気づきを大切にする点が大きな特徴です。

シータカウンセリングで扱うテーマ

ベーシックなシータカウンセリングでは、次のようなテーマがよく扱われます。
• 人間関係で同じ悩みを繰り返す
• 自信が持てない、自己否定が強い
• 不安や緊張が抜けにくい
• 頑張っているのに報われない感覚がある
• 過去の出来事が今も心に引っかかっている

これらは表面的な問題ではなく、潜在意識にある思考パターンが影響していることが少なくありません。

セッションの流れ(ベーシック)

シータカウンセリングの基本的な流れはとてもシンプルです。
1. 現在の悩みやテーマを確認
2. 呼吸や会話を通してリラックス
3. 感情や身体感覚に意識を向ける
4. 浮かんできた気づきを言葉にする
5. 新しい視点や選択肢を整理する

大切なのは、「変えよう」と無理をしないこと。
気づくこと自体が、変化の第一歩になります。

シータカウンセリングのメリット

シータカウンセリングには、次のようなメリットがあります。
• 話しているうちに気持ちが自然に軽くなる
• 無理にポジティブにならなくていい
• 感情を否定せずに受け止められる
• 自分を責めるクセに気づきやすい
• 「本当はどうしたいか」が見えやすくなる

特に、「頭では分かっているのに変われない」と感じている方にとって、優しいアプローチとなります。

ベーシックカウンセリングとして大切にしていること

シータカウンセリングは、特別な能力を押し付けるものではありません。
あくまでクライアント自身の内側にある力や答えを尊重することが前提です。
• 安心できる場をつくる
• ジャッジしない
• 無理な誘導をしない

この基本姿勢があるからこそ、深い部分に触れても安全で穏やかなカウンセリングが可能になります。

まとめ

カウンセリング(ベーシック)におけるシータカウンセリングは、
「直そう」「変えよう」とするのではなく、
気づきと理解を通して自然な変化を促す方法です。

悩みの奥にある本音や思い込みにそっと寄り添い、
自分自身と向き合う時間を大切にしたい方にとって、
シータカウンセリングは心強いサポートとなるでしょう。

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