カウンセリング(ベーシック)で学ぶ
顕在意識と潜在意識を知ろう
「自分でも理由が分からないけれど、同じことで悩んでしまう」
「頭では分かっているのに、行動が変えられない」
カウンセリングに興味を持つ方の多くが、こうした悩みを抱えています。
その背景に深く関わっているのが、顕在意識と潜在意識です。
カウンセリング(ベーシック)では、まずこの2つの意識の違いを知ることから始めます。
なぜなら、自分の心の仕組みを理解することが、変化への第一歩になるからです。
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顕在意識とは何か?
顕在意識とは、今この瞬間に自覚できている意識のことです。
考えていること、感じていること、判断していることなど、言葉にできる意識がこれにあたります。
例えば、
• 「今日は疲れている」
• 「この選択はやめておこう」
• 「もっと自信を持ちたい」
といった思考は、すべて顕在意識の領域です。
私たちは普段、「自分=顕在意識」だと思いがちですが、実はこれは心全体のごく一部にすぎません。
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潜在意識とは何か?
一方、潜在意識は普段は意識できていない心の領域です。
過去の経験、感情の記憶、無意識の思い込み、価値観などが蓄積されています。
潜在意識の特徴は、
• 本人が自覚していない
• 自動的に反応する
• 行動や感情に大きな影響を与える
という点です。
例えば、「人前に出ると緊張する」「どうせ自分はうまくいかない気がする」といった反応は、潜在意識にある過去の体験や思い込みが関係していることが多いのです。
よく使われるイメージとして、心は氷山に例えられます。
海の上に見えている部分が顕在意識、海の下に隠れている大部分が潜在意識です。
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なぜカウンセリングで潜在意識が大切なのか
顕在意識だけで「考え方を変えよう」「前向きになろう」としても、うまくいかないことがあります。
それは、行動を本当に決めているのが潜在意識だからです。
カウンセリング(ベーシック)では、
• 今の悩みがどこから来ているのか
• どんな思い込みが影響しているのか
• 無意識に繰り返しているパターンは何か
を、丁寧に言葉にしていきます。
潜在意識にあるものを「気づける形」にすることで、初めて選択肢が生まれます。
これは、無理に変わるのではなく、自然に理解が深まるプロセスです。
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顕在意識と潜在意識を知ることは、自分を責めない第一歩
「なぜできないのか」ではなく、
「そう感じる理由があったのかもしれない」
この視点を持てるようになることは、カウンセリングの大きな価値です。
顕在意識と潜在意識を知ることは、自分をコントロールするためではありません。
自分を理解し、受け入れるための土台です。
カウンセリング(ベーシック)は、特別な人のためのものではありません。
「自分の心を知ってみたい」と思ったその瞬間から、誰にでも開かれています。
まずは、あなた自身の心の仕組みに、そっと目を向けてみませんか。

