レイキレベル2(奥伝)におけるシンボルとコトダマの基礎理解
レイキヒーリングにおいて、レベル2は「奥伝」と呼ばれ、実践の幅が大きく広がる重要な段階です。このレベルでは、レイキエネルギーをより意識的かつ効果的に使うために、「シンボル」と「コトダマ(言霊)」を学び、活用していきます。これらは単なる記号や言葉ではなく、意識とエネルギーをつなぐための大切なツールです。
まず、シンボルについて見ていきましょう。レイキのシンボルは、特定のエネルギーの性質や働きを象徴的に表したものです。奥伝で学ぶシンボルは、主にエネルギーを強化するもの、心や感情に働きかけるもの、時間や空間を超えてエネルギーを送るためのものなどがあります。シンボルを使うことで、ヒーラーの意図が明確になり、レイキエネルギーがより的確に流れるとされています。
シンボルの形そのものに「力」があるというよりも、重要なのはシンボルに込める意識です。描いたり、心の中でイメージしたりする行為を通して、ヒーラー自身の集中力が高まり、レイキの流れと同調しやすくなります。つまり、シンボルはエネルギーをコントロールするためのスイッチやアンテナのような役割を果たしているのです。
次に、コトダマについてです。コトダマとは、言葉に宿るエネルギーや波動を意味します。レイキレベル2では、シンボルとともに対応するマントラ(音や言葉)を学びます。この音を唱える、または心の中で響かせることで、シンボルのエネルギーがより活性化すると考えられています。
コトダマは、声に出して唱えても、黙って意識の中で唱えても構いません。大切なのは、正確さよりも「丁寧に、意識を込めること」です。音の振動は私たちの意識や感情に直接働きかけるため、コトダマを使うことで心が落ち着き、ヒーリングに集中しやすくなるという効果も期待できます。
シンボルとコトダマは、必ずしも「使わなければならない」ものではありません。しかし、奥伝を学ぶ多くの人が、これらを取り入れることでヒーリングの質が変化したと感じています。特に遠隔ヒーリングや、感情面へのアプローチでは、そのサポート力を実感しやすいでしょう。
レイキレベル2におけるシンボルとコトダマは、エネルギーを操るための魔法の道具ではなく、自分自身の意識を整え、レイキと深くつながるための補助線のような存在です。正しく理解し、丁寧に使い続けることで、ヒーリングはより安定し、実践に自信を持てるようになるでしょう。

