【カウンセリグ(ベーシック)】「完了感」をもたらすスキルを学ぼう

カウンセリング〜ベーシック〜

カウンセリング(ベーシック)における「完了感」をもたらすスキルとは

カウンセリング(ベーシック)を学ぶ段階で、多くの人が目指すのは「話を聴けるようになること」「共感できるようになること」でしょう。しかし、実際のセッションでクライアントが満足感や安心感を得られるかどうかは、完了感をもって終われるかに大きく左右されます。完了感とは、問題が完全に解決したという意味ではなく、「今日はここまで話せてよかった」「区切りがついた」と感じられる感覚のことです。

ベーシックにおいて完了感をもたらす最も重要なスキルは、話の流れを丁寧にまとめる力です。クライアントの語った内容や感情を、カウンセラーが短く言葉にして返すことで、「自分の話はここまで届いた」という実感が生まれます。これは分析や解釈ではなく、事実と感情をシンプルに整理する作業です。

また、時間の終わりを意識した関わりも欠かせません。セッションの最後に突然終了するのではなく、「そろそろ終わりの時間ですが、今どんな感じですか?」と問いかけることで、クライアント自身が内側を確認し、自然に気持ちを着地させることができます。この一言があるかどうかで、セッション後の余韻は大きく変わります。

さらに、完了感を高めるためには、無理に前向きに終わらせようとしない姿勢も重要です。気づきがなくても、答えが出なくても、「今日はここまで話せた」という事実を大切にすること。それが、クライアントの安心感につながります。

カウンセリング(ベーシック)における完了感は、特別なテクニックではなく、丁寧な区切りと尊重の積み重ねから生まれます。この感覚を大切にできることが、次のアドバンスへの確かな土台となるのです。

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