レイキレベル2(奥伝)において「自分を癒す」とは何か
レイキレベル2(奥伝)を学び始めると、多くの人が「他者へのヒーリング」よりも先に、自分自身が深く癒されていく感覚に気づきます。レベル1では主に身体へのアプローチが中心でしたが、奥伝では心や意識、エネルギーの使い方がより繊細になります。その中核にあるテーマのひとつが、「自分を癒す」という在り方です。
ここでいう“自分を癒す”とは、疲れたときにエネルギーを流す、といった表面的なケアだけを指すものではありません。無意識に抱えてきた感情、思考の癖、過去の経験によって作られた緊張を、評価せず、否定せずに受け取ること。それこそが、レイキ奥伝における自己ヒーリングの本質です。
なぜ奥伝では「自分を癒す」ことが重要なのか
レイキでは、「流れるエネルギーの質は、使い手の状態に影響される」と考えられています。自分自身が常に緊張し、我慢し、無理をしている状態では、どれほど技法を学んでも、ヒーリングは表面的なものになりがちです。
レベル2(奥伝)では、シンボルやマントラを使って意識の深い層にアクセスできるようになります。その分、今まで気づかなかった感情や違和感が浮かび上がることもあります。それを「未熟だから」「ネガティブだから」と切り離すのではなく、癒されるべき大切なサインとして受け取る姿勢が求められるのです。
自分を癒すプロセスで起こる変化
奥伝の自己ヒーリングを続けていくと、次のような変化が起こりやすくなります。
頑張りすぎていたことに気づく 感情の波に飲み込まれにくくなる 「こうあるべき」という思考が緩む 何もしない時間に罪悪感を感じなくなる
これらはすべて、「自分を大切に扱う感覚」が内側に育ってきたサインです。レイキは問題を無理に解決するエネルギーではなく、本来の自然な状態へ戻ることを助けるもの。そのため、変化はとても穏やかで、気づいたときには「以前より生きやすくなっている」と感じることが多いのです。
実践のポイント:うまく癒そうとしない
自分を癒す際に最も大切なのは、「うまくやろう」としないことです。エネルギーを感じられない日があっても、気持ちが整わない日があっても構いません。
レイキ奥伝では、意図を向けて、あとは委ねるという姿勢が何より重要です。
手を当てる時間が短くても、シンボルを使う回数が少なくても、「今の自分で十分」という感覚を持つこと。それ自体が、深い自己ヒーリングになります。
自分を癒すことが、すべての基盤になる
レイキレベル2(奥伝)における「自分を癒す」というテーマは、単なるセルフケアを超えた生き方の学びです。自分を後回しにしないこと、感じていることを否定しないこと、今の状態をそのまま認めること。
それらを積み重ねていくことで、ヒーリングは特別な時間ではなく、日常の在り方へと変わっていきます。
自分を癒すことは、甘えでも逃げでもありません。それは、人生を長く、健やかに歩いていくための土台です。レイキ奥伝は、その土台を静かに、しかし確実に整えてくれる学びなのです。

