《レベル2》時空超越のヒーリング(2) 〈過去へのヒーリング〉

レイキ レベル2 «奥伝»


過去へのヒーリングについて

① 過去へのヒーリングは、「カルマやトラウマを解消する技法」と言われています。

比較的軽いものや容易いものは、これらのヒーリングで解消しますが、すべてのものが簡単に解消されるということはありません。

過去のヒーリングで対象とするのは、カルマ(業)や、不調和な人間関係、幾多の想念・行為が繰り返されています。それらは、自己固定のための怒り、恨み、憎しみ、恐れなどの強い感情、執着、依存、恐怖、怨み、呪い、傷つけ合った記録であります。

またトラウマ(精神的外傷)は、そのときの強い衝撃が残像として意識の中に残っており、いずれもその人の人生を脅かす(本人が感じない無意識の中に生き続けている)ものであります。根気よく誠実に行うことが何よりも大変なことです。

② 私たちにとって大切なのは、過去でなく現在、今日一日をいかに生きるかということです。

従って、このご実践するヒーリングは、それらのすべてを今すぐに解消するというのではなく、過去を光で浄化して「正しい生き方を阻害するようなネガティブな波動を断つ(可能な限り、影響力を薄める)」ことです。もちろん、軽いものは解消して流してゆきます。

③ これは、「カルマやトラウマは放置しておけばよい」ということではありません。

正しく生きることを阻害する過去の悪しき集積は、完全に処理していく必要がありますが、それらはレベル3に於いて、潜在不調和を作り出さない、不調和と共振しない生き方(霊格の向上)とともに学びてゆきます。

カルマ、トラウマ浄化法

過去、無意識のうちにでも、誰かを傷つけたとします。折にふれて思い出し、そのたびに胸が痛む、自分を責めることがあるとしましたら、それがそのカルマというえます。

また過去において、何かのきっかけで受けた傷が原因となって、肉体の痛みが生まれるとも、精神的な苦痛があるともいえます。これがトラウマ(精神的外傷)というものであります。

過去を清めることは、人間関係に起因する痛みや精神的なひっかかりに、シンボルを使って霊気します。

① 未解決の問題(状況、人、場所など)に意識の焦点を合わせて、空中にシンボル第1・第2を書きます。

② 適当な紙に、あっかりと相手と自分の名前を書いておき、それに掌をかざして霊気します。

 そして、相手と自分の名前を3回づつ唱えます。そして傷つけた(傷ついた)状況をできるだけ鮮明に思い浮かべて、心の中にイメージで再現します。

③ 目を閉じ、霊気を送りながら、単静な心で呼吸を観察します。自然な呼吸を続けながら、高次元の波動の中に相手と自分を一体に入れ、体と心で振動しているのを感じます。そして、宇宙の広がりの中に向かう同一波であり、すでに調和していることを心から感じます。

④ 紙にオーラ浄化してから合掌し、許し許されたことの喜びと感謝の念を、心から高次元の存在にささげて終了します。

⑤ 対象が人でないときは、自分のイメージを紙に書きます。描けないような対象の場合は、発生したとき(または場所)をメインに、そこに意識を集中します。

⑥ 清掃的に行なった後には、全ての記憶を高次の存在に預けてしまい、同じ事柄に心とらわれ続けていないようにすることが大切。(発露法・瞬間法などで、意識を高めて行く)

過去の喜びの再体験

胸の高鳴るような喜びや成功の体験、勝利の体験など、思い出すたびに脳内の快楽ホルモンを分泌させ、やる気を高めてくれますが、過去の喜びの体験をヒーリングに取り入れることはすばらしく、心身の活性化と運気の向上のためにも、この過去の喜びを活用することができます。

① 嬉しかった体験や達成体験などを思い出して、心の中にイメージで再現します。3回唱えます。

② その時の「状況・もの・場所」などにシンボル第1・2・1・2と描き霊気します。

③ そのイメージに向かって合掌し、高次元に感謝の心をささげて終了します。

④ オーラ浄化してから合掌します。


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