こんにちは。「癒しの庵〜ライトステーション〜」へ、ようこそお越しくださいました。
毎日の食事、あなたはどんなふうに召し上がっていますか?
「気づいたら、もう食べ終わっていた」
「スマホを見ながら、いつのまにかお皿が空っぽ」
そんなことも、けっこうありますよね。忙しい毎日のなかで、食事はつい”すませるもの”になってしまいがちです。
でも、ほんの少しだけ、ゆっくり味わってみる。そんな時間が、心とからだをやさしくほぐしてくれることがあるんです。今日はそんな「よく噛んで、ゆっくり食べる」おはなしを、そっとお届けしますね。
「早食い」になってしまうのは、がんばっている証拠
もし、あなたがいつも急いで食べてしまっていたとしても、どうか自分を責めないでくださいね。
早食いになってしまうのは、それだけ毎日いそがしく、たくさんのことをこなしている証拠でもあります。「ちゃんと食べる時間もないくらい、よくがんばってきたんだなあ」と、まずは自分をねぎらってあげてほしいのです。
わたしたちは、食事の時間さえ「早く終わらせなきゃ」と、心のどこかで急いでしまうことがあります。それだけ、日々おつかれなのかもしれません。
だからこそ、一日に一度でも「ゆっくり食べる時間」があると、それは心にとっての小さな休憩になってくれます。食べることは、生きることそのもの。その時間をやさしく過ごせたら、なんだかふっと肩の力が抜けていくものです。
ひとくちを、ていねいに味わってみる
とはいえ、「よく噛みましょう」と言われても、なんだか難しく感じてしまいますよね。だから、むずかしく考えなくてだいじょうぶです。
まずは、最初のひとくちだけ。
お箸で口に運んだら、いったんお箸を置いてみましょう。そして、ゆっくりと噛みながら、こんなことに心を向けてみます。
– どんな味がするかな
– あたたかいかな、つめたいかな
– どんな香りがひろがるかな
たった、それだけです。「よく味わおう」と意識するだけで、いつもより噛む回数が自然と増えていきます。
ゆっくり噛んでいると、ふだんは気づかなかった食べ物のおいしさに、あらためて出会えることがあります。お米のほんのりした甘さ、お味噌汁のやさしい風味。「あれ、こんなにおいしかったんだ」と、うれしい発見があるかもしれません。
それはまるで、目の前の食事と、そっと心を通わせるような時間。「いただいている命に、ありがとう」という気持ちも、じんわりと湧いてくるものです。
できる時に、できるぶんだけ
ゆっくり食べることには、からだをいたわるやさしさもあるといわれています。よく噛むことで、消化にもやさしく、満足感も感じやすくなる、なんてお話もありますね。
でも、いちばん大切なのは「気持ちがほっとすること」だと、わたしは思うのです。
もちろん、毎回の食事をゆっくり味わうのは、なかなか難しいものです。時間に追われる日もありますよね。だから、無理はしなくてだいじょうぶ。「今日は朝ごはんの最初のひとくちだけ」「休日のお昼だけ」——そんなふうに、できる時に、できるぶんだけで十分です。
三食すべてを完璧に、なんて思わなくていいんです。ほんの一回、ほんのひとくち。その小さな積み重ねが、あなたの毎日にやさしいゆとりを運んできてくれます。
おわりに
食事は、一日に何度も訪れる、あなたをやさしくいたわれる時間です。
急がなくてもいい日は、お箸をいったん置いて、ひとくちをゆっくり味わってみてください。目の前のごはんと、そっと向き合うその時間が、心をふわりとゆるめてくれますように。
いそがしくても、ゆっくりできなくても、あなたはあなたのままでいい。
今日も、ここまで読んでくださって、ありがとうございました。あなたの食卓に、あたたかなひとときが訪れますように。
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