「いただきます」と手を合わせるその前に、ほんのひと呼吸。お皿やコップに、そっと手のひらをかざしてみる——今日はそんな、レイキとごはんの時間についてのおはなしです。
レイキというと、自分やだれかの体に手を当てるイメージがあるかもしれません。でも実は、目の前の食べものや飲みものに、そっとぬくもりを添える使い方もあるんです。むずかしい準備はいりません。あなたの手のひらひとつで、いつもの食卓が、ちょっぴりやさしい時間に変わっていきます。
お皿の前で、ひと呼吸おいてみる
わたしたちは毎日、たくさんのものを口にしています。でも、忙しい日はスマホを見ながら、考えごとをしながら、気づけば食べ終わっていた……なんてこともありますよね。
そんなときこそ、食べる前のほんの数秒を、自分のために使ってみませんか。
お皿やコップに、手のひらをふわりとかざします。手が触れなくても大丈夫。少し離したところから、「おいしくいただけますように」「ありがとう」と、心の中でそっとつぶやいてみてください。
レイキが「効いているかどうか」を気にしなくても構いません。大切なのは、目の前のごはんに、ちゃんと心を向けるということ。その”ひと呼吸”そのものが、あなたの心をすっと落ち着かせてくれます。
コップ一杯の水にも、そっとぬくもりを
いちばん手軽にはじめられるのが、飲みものです。
たとえば、朝いちばんに飲むお水。仕事の合間のコーヒーやお茶。寝る前の白湯(さゆ)。そのコップを両手でそっと包んで、少しのあいだ、あたたかい気持ちを送ってみます。
「今日も一日、おつかれさま」
「ゆっくり休もうね」
そんなふうに、飲みものを通して、自分自身にやさしい言葉をかけてあげるような感覚です。
コップの中の温度が変わるとか、味が劇的に変わるとか、そういうことを証明しようとしなくていいんです。両手で包んだときの、じんわりとした手のひらの感覚。ゆらゆらとのぼる湯気。それをただ味わううちに、はりつめていた気持ちが、ふっとゆるんでいくのを感じられるかもしれません。
そして、ひとくち。ゆっくりと飲みくだすその時間が、あなたにとっての小さなお休みになりますように。
「ありがとう」の気持ちといっしょに
レイキを添えるという行為は、言いかえれば「感謝を思い出す時間」でもあります。
目の前のごはんは、たくさんの手をへて、あなたのところへ届いています。育ててくれた人、運んでくれた人、料理してくれた人——もしかしたら、それはあなた自身かもしれませんね。
手をかざしながら、「ここまで来てくれてありがとう」と、心の中でそっとつぶやく。それだけで、いつもの食事が、なんだかあたたかいものに感じられてきます。
うまくできているか、正しいやり方かどうかは、どうか気にしないでください。レイキに「こうしなきゃいけない」という決まりはありません。あなたが心地よいと感じるやり方が、あなたにとっての正解です。
急いでいる日は、手を合わせるだけでも十分。ゆとりのある日は、両手でコップを包んで、ゆっくり深呼吸を。その日その日の自分に合わせて、無理なく続けていけたらいいですね。
まとめ〜食べる時間を、自分をいたわる時間に〜
食べものや飲みものにレイキを添えるのは、特別な道具もいらない、いちばん身近なレイキの取り入れ方です。
– お皿やコップに、そっと手をかざしてひと呼吸
– 飲みものを両手で包んで、やさしい言葉をかける
– 「ありがとう」の気持ちといっしょにいただく
どれも、ほんの数秒あればできること。効果を追いかけるのではなく、「自分の心を、ちょっと立ち止まらせてあげる時間」として、気軽に楽しんでみてくださいね。
毎日くり返される食事の時間が、あなたをやさしくいたわるひとときになりますように。
今日のごはんも、どうかおいしく、あたたかく。そのままのあなたで、ゆっくり味わってくださいね。
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