「気づいたら、もう何時間も座りっぱなしだった」
そんな一日を過ごしていませんか?
パソコンに向かっていたり、スマホを見ていたり、テレビの前でくつろいでいたり。座っている時間って、思っている以上に長くなりがちなんですよね。ふと立ち上がったとき、腰や脚がこわばっていて「あれ?」と感じたことがある方も多いのではないでしょうか。
今日は、そんな「座りっぱなし」の体を、そっとほどいてあげる小さな習慣についてのおはなしです。
座っている時間は、体にとって「じっと」の時間
椅子に座っているとき、体はとても静かです。特に下半身は、あまり動かないまま長い時間を過ごしています。
じっとしていると、なんとなく体がだるく感じたり、脚がむくんだような気がしたり。夕方になると靴がきつく感じる、なんてこともありますよね。
これは、体を動かさないでいると、めぐりがゆっくりになりやすいから、と言われています。決してあなたの体が「なまけている」わけではなくて、ただ「動くきっかけ」を待っているだけなのかもしれません。
だからこそ、ときどき立ち上がって、少しだけ体を動かしてあげる。それだけで、体はふっとゆるみやすくなるようです。
一時間にいちど、ほんの少しでいい
「運動しなきゃ」と思うと、なんだか身構えてしまいますよね。でも、ここでお伝えしたいのは、もっとずっと気軽なことです。
たとえば、一時間にいちど、そっと立ち上がってみる。ただそれだけでも、じゅうぶんなんです。
立ち上がったついでに、こんなことをしてみるのもおすすめです。
– ぐーっと両手を天井に向けて背のびをする
– その場でかかとを上げ下げして、ふくらはぎを動かす
– 窓のそばまで歩いて、外の景色をながめる
– コップ一杯のお水を飲みにいく
どれも、ほんの数十秒でできる小さなことです。「立ち上がる理由」を、あえて作ってあげる感覚ですね。
タイマーをそっとセットしておくのもいいですし、「お茶を淹れにいくとき」「トイレに立つとき」を合図にしても大丈夫。あなたの暮らしになじむかたちで、無理なく取り入れてみてくださいね。
立ち上がることは、心にもひと息を
体を動かすことは、実は心にもやさしく働きかけてくれるように感じます。
ずっと同じ姿勢で、同じ画面を見つめていると、頭の中もだんだん煮つまってきますよね。考えごとがぐるぐるして、なんだか行きづまってしまう。そんなときこそ、いちど立ち上がってみてほしいのです。
席を離れて、ちがう景色を見て、深呼吸をひとつ。それだけで、さっきまでこわばっていた気持ちが、すっと軽くなることがあります。
「よし、もうひとがんばり」と思えたり、「ちょっと休憩しようかな」と自分をいたわれたり。立ち上がるという小さな動きが、心の切りかえスイッチになってくれることもあるんですね。
がんばりすぎているあなたに、体は「ちょっと休もうよ」とそっとサインを送っているのかもしれません。そのサインに、やさしく耳をかたむけてあげてください。
おわりに
座りっぱなしの体を、そっとほどいてあげる小さな習慣。あらためて振り返ってみましょう。
– 座っている時間は、思っている以上に長くなりがち
– 一時間にいちど、そっと立ち上がるだけでいい
– 背のびやかかとの上げ下げなど、ほんの数十秒でOK
– 立ち上がることは、心のひと息にもつながる
「ちゃんとやらなきゃ」と気負わなくて大丈夫です。気づいたときに、ふっと立ち上がる。それくらいの気楽さで、あなたのペースで続けてみてくださいね。
体も心も、ときどき「動く」ことで、ゆっくりとほぐれていきます。今日という一日の合間に、そっと立ち上がる時間を、あなた自身への小さなプレゼントにしてみませんか。
さあ、この記事を読み終えたら、まずはひとつ、背のびからはじめてみましょう。
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