【カウンセリング(ベーシック)】「夜になると、なんだか気持ちが沈んでしまう」あなたへ〜暗くなると顔を出す”心のざわめき”と、そっと付き合うおはなし〜

カウンセリング〜ベーシック〜

こんにちは。癒しの庵〜ライトステーション〜へようこそ。

昼間は元気に過ごせていたのに、夜になるとふっと気持ちが沈んでしまう……。そんな経験はありませんか。

「なんだか寂しい」「明日のことが不安になる」「昼間は気にならなかったことが、急に大きく感じられる」。ベッドに入って静かになると、心の中がざわざわとしてくる。もし、あなたがそんな夜を過ごしているなら、今日はそっと寄り添えるおはなしをお届けしますね。

夜に気持ちが沈むのは、あなたが弱いからではありません

まず、お伝えしたいことがあります。夜に気持ちが沈むのは、けっしてあなたが弱いからでも、心が弱っているからでもありません。

昼間は、お仕事や家事、人とのやりとりなど、目の前のことに集中しています。心は自然と「外」に向いているのですね。

でも夜になって静かになると、心は「内側」に向きはじめます。昼間はそっと後回しにしていた気持ちが、暗くなってあたりが静まると、ようやく顔を出してくる。それは、あなたの心が「ちょっと聞いてほしいな」と、そっとサインを出しているのかもしれません。

だから、夜に沈む気持ちは「わるいもの」ではなく、あなたの中のやさしい部分が届けてくれる、小さなお便りのようなもの。まずはそのことを、そっと覚えておいてくださいね。

「沈む気持ち」を、無理に追いはらわなくていい

沈んだ気持ちがやってくると、つい「早く元気にならなきゃ」「こんなこと考えちゃだめ」と、追いはらおうとしてしまいますよね。

でも、気持ちというのは不思議なもので、押しのけようとすればするほど、かえって強く前に出てこようとすることがあります。

そんなときは、追いはらうのではなく、ただそっと「そうか、今、沈んでいるんだね」と、心の中でつぶやいてみてください。

まるで、泣いている小さな子どもの背中を、なにも言わずにさするように。「元気を出しなさい」ではなく、「そばにいるよ」と伝えてあげる感じです。

不思議なもので、気持ちは「わかってもらえた」と感じると、少しずつ落ち着いていくことがあります。無理に消そうとしなくても、だいじょうぶ。ただ、そこにあることを認めてあげるだけでいいのです。

夜を、少しだけやさしく過ごす小さな工夫

もし、少しだけ心を軽くしたいときは、こんなことを試してみてくださいね。

**あたたかい飲み物を、ゆっくりと。**
白湯やノンカフェインのお茶を、手のひらであたたかさを感じながら飲んでみましょう。あたたかさは、それだけで心をほっとゆるめてくれます。

**気持ちを、そっと紙に書き出す。**
うまく言葉にならなくてもかまいません。「なんだか不安」「寂しい」——ただそれだけでも。頭の中にあるものを外に出すと、心のなかに少しすきまが生まれます。

**手を、そっと胸やおなかに当てる。**
自分の手のぬくもりを感じながら、ゆっくり呼吸をしてみてください。「今日も一日、おつかれさま」と、自分にそっと声をかけてあげる。それだけで、心はやさしくほどけていきます。

どれも、ほんの小さなこと。でも、その小さなやさしさが、あなたの夜を少しだけあたたかくしてくれるはずです。

おわりに

夜に気持ちが沈むのは、あなたの心が「今日もよくがんばったね」と、そっと語りかけている時間なのかもしれません。

その気持ちを無理に消そうとしなくても、だいじょうぶ。追いはらうのではなく、そばにいてあげる。そんなふうに、自分自身とやさしく付き合ってみてくださいね。

そして、もし沈んだ気持ちが長く続いてつらいときは、ひとりで抱え込まず、まわりの人や専門家に頼ることも、どうかためらわないでください。

夜が明ければ、また新しい朝がやってきます。沈む夜も、あなたという人の、大切な一部。

あなたはあなたのままで、だいじょうぶ。今夜も、どうかやすらかな時間を過ごせますように。


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