【カウンセリング(ベーシック)】「あのとき、こうしていれば」と過去の選択を悔やんでしまうあなたへ〜選べなかった道に、そっと折り合いをつけるおはなし〜

カウンセリング〜ベーシック〜

—

ふとした瞬間に、「あのとき、ちがう道を選んでいたら」という思いが胸をよぎること、ありませんか。

進学、仕事、引っ越し、人とのご縁。大きな分かれ道をふり返っては、「どうしてあっちを選ばなかったんだろう」と、心がきゅっと重くなる。そんな後悔を、ひとりそっと抱えている方もいらっしゃるかもしれません。

今日はそんなあなたの心に、やさしく寄り添えたらと思います。

後悔するのは、ちゃんと考えて生きてきた証拠

まず、お伝えしたいことがあります。

過去の選択を悔やんでしまうのは、あなたがいい加減に生きてきたからではありません。むしろ逆です。その一つひとつを、真剣に選ぼうとしてきたからこそ、「本当にあれでよかったのかな」と心が立ち止まるのです。

どうでもいいことなら、人はふり返りません。大切だったからこそ、今も気になる。そう考えると、後悔という気持ちの奥には、あなたの「ていねいに生きたい」という願いが、そっと隠れているのかもしれませんね。

「あのときの自分」には、あのときの事情があった

後悔がつらくなるのは、今の自分の目線で、過去の選択を採点してしまうからかもしれません。

でも思い出してみてください。あのときのあなたは、今ほどの情報も、経験も、心の余裕も持っていなかったはずです。その時点で分かっていたこと、使える力、置かれていた状況——そのなかで、あなたは精いっぱい選んだのです。

結果を知っている今だからこそ「こうすればよかった」と見えるだけで、あのときのあなたにとっては、それが最善だった。そう思えたとき、過去の自分を責める手が、ほんの少しゆるむような気がしませんか。

選ばなかった道を、そっと見送ってあげる

選ばなかった道のことを、心のどこかでずっと握りしめていると、気持ちは「今ここ」に戻ってこられません。

無理に忘れようとしなくて大丈夫です。ただ、心のなかで、こうつぶやいてみてください。「あの道も、よかったのかもしれない。でも私は、この道を歩いてきた」。

選ばなかった道にも、きっと別のしあわせと、別の苦労があったはずです。どちらが正解だったかは、だれにも分かりません。だからこそ、選ばなかった道を「よかったね」とそっと見送って、今歩いている道に、やさしく目を戻してあげられたらいいですね。

もし気持ちがどうしてもほどけないときは、あたたかい飲みものを一杯淹れて、ひと息ついてみてください。そして胸のあたりに、そっと手をあてて。あなたの手のぬくもりが、張りつめた心をやわらかくほどいてくれることもあります。

まとめ

過去の選択を悔やんでしまうのは、あなたが真剣に生きてきたからこそ。あのときの自分には、あのときの事情があり、精いっぱい選んだのです。選ばなかった道をそっと見送って、今歩いている道に目を戻していけたら、心は少しずつ軽くなっていきます。

どんな道を選んできたとしても、その積み重ねが、今のあなたをつくっています。

あなたはあなたのままで、大丈夫。歩いてきた道ごと、あなたのことをやさしく抱きしめてあげてくださいね。


👍 体と心の健康にご興味がある方はお越しください(全ての記事を体系化しています)
〜癒しの庵(いおり)〜ライトステーション
https://lightstation01.com/top/

コメント

タイトルとURLをコピーしました