なんだか胸のあたりが、きゅっと重たく感じる日はありませんか。
はっきりした理由はないのだけれど、ため息がもれたり、呼吸が浅くなっていたり。頭ではなく「胸のあたり」に、もやもやが溜まっているような感覚です。
今日は、そんなときにそっと試してみてほしい、「胸にレイキを届ける」やさしい時間についてお話ししますね。
胸は、気持ちがたまりやすい場所
うれしいときに胸がはずんだり、かなしいときに胸がつまったり。「胸」という言葉は、昔からずっと、心と結びついて使われてきました。
不思議なもので、感情は頭だけでなく、からだにもしっかりと宿っています。緊張すると胸がドキドキしたり、不安なときに胸のあたりが締めつけられたり。きっとあなたにも、そんな覚えがあるのではないでしょうか。
胸は、呼吸をするたびにふくらんだり、しぼんだり。一日じゅう、休むことなく動き続けてくれている場所でもあります。そんなにがんばってくれているのに、わたしたちはなかなか「胸をいたわろう」とは思わないものですよね。
だからこそ、今日はほんの少し、胸に意識を向けてあげてほしいのです。
そっと手をあてて、ぬくもりを感じて
やり方は、とてもかんたんです。
椅子に腰かけても、横になってもかまいません。あなたがいちばんほっとできる姿勢で、肩の力をふっとぬいてみてください。
そうしたら、両手を重ねるようにして、胸の真ん中あたりにそっと手をあてます。ぎゅっと押さえる必要はありません。ただ、やさしく置くだけで大丈夫です。
手のひらから、ほんのりとしたあたたかさが伝わってくるのを、感じてみてください。それがレイキのぬくもりです。「うまく流れているかな」と気にしなくても構いません。手をあてて、ゆっくり呼吸をしているだけで、じゅうぶんなのです。
息を吸うときに胸がふくらみ、吐くときにしぼんでいく。その動きを、手のひらでそっと見守ってあげましょう。
もし心のなかで声をかけたくなったら、「いつもありがとう」「ここにいるよ」と、やわらかく伝えてみてください。言葉にならなくても、あなたのやさしい気持ちは、ちゃんと届いていきます。
数分でも、ほんの一分でもかまいません。胸がじんわりとあたたかくなって、呼吸が少しだけ深くなってきたら、それはあなたの心とからだが、ほっとゆるみはじめたサインかもしれません。
自分をぎゅっと抱きしめるように
胸に手をあてていると、不思議と気持ちが落ち着いてくることがあります。それはまるで、自分で自分を抱きしめているような、安心感に近いのかもしれません。
だれかにそばにいてほしいとき、でもそれがかなわないとき。あなた自身の手のひらが、あなたをそっと包んでくれます。
もやもやした気持ちを、むりに消そうとしなくていいんです。「ここに、こういう気持ちがあるんだなあ」と、ただ気づいてあげるだけで、心はふっとやわらかくなっていきます。
胸のあたりがきゅっとなる日は、きっとあなたが、それだけ一生懸命にいろんなことを感じて、受けとめてきた証でもあります。がんばりすぎた心に、今日は少しだけ、ぬくもりのごほうびをあげてくださいね。
おわりに
胸に手をあてる時間は、特別な道具もいらない、あなただけのやさしいセルフケアです。
– きゅっと重たい胸は、気持ちがたまっているサインかもしれません
– 両手をそっと重ねて、胸にあてるだけで大丈夫
– ゆっくり呼吸をしながら、「ありがとう」と伝えてみて
うまくできているかどうかは、気にしなくていいんですよ。手をあてようと思ったその気持ちが、もうあなたのやさしさそのものですから。
胸のあたりがざわつく夜も、あなたはあなたのままで大丈夫。今日もおつかれさまでした。あなたの胸に、あたたかなぬくもりが灯りますように。
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