【レイキレベル1(初伝)】耳に、そっと手を当てて〜音にかこまれて疲れた「みみ」に、レイキのぬくもりを届けるおはなし〜

レイキ レベル1 «初伝»

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朝起きてから夜眠るまで、わたしたちの耳は、ほんとうによくがんばってくれています。

電車のアナウンス、スマホの通知音、だれかの話し声、テレビやBGM。意識していなくても、耳はずっと、まわりの音を拾いつづけています。イヤホンやヘッドホンを一日じゅうつけている、という方も多いかもしれませんね。

「なんだか耳が疲れた気がする」「耳のまわりが、こわばっている感じがする」。そんなふうに感じる夜があったら、それはきっと、耳がたくさん働いてくれた証拠です。

耳は、思っているよりもがんばっている

耳は、ただ音を聞くだけの場所ではありません。まわりの情報を一日じゅう受け取りつづける、とても繊細なところです。

とくに現代は、音がとぎれる時間がなかなかありません。静かにしているつもりでも、冷蔵庫の音、外の車の音、小さな通知音…。耳は休むひまもなく、ずっとキャッチし続けてくれているのですね。

そんな耳のまわりには、こめかみや後頭部、あごなど、こわばりやすい部分がたくさん集まっています。「耳が疲れた」と感じるとき、ほんとうは頭や首のあたりまで、ぎゅっと力が入っていることもあるのです。

だからこそ、一日の終わりに、少しだけ耳をいたわる時間をつくってあげてもいいのかもしれません。

手のひらで、そっと耳を包んでみましょう

やり方は、とてもかんたんです。

まず、両方の手のひらを軽くこすり合わせて、少しあたためます。それから、左右の耳を、手のひらでそっとおおうように当ててみてください。耳を押さえるのではなく、ふんわりと「包む」ような感じです。

手のひらの中で、まわりの音がやわらかくこもって、すーっと静かになっていくのを感じられるかもしれません。その静けさの中で、ゆっくりと呼吸をしてみましょう。

レイキは、「うまくやろう」としなくて大丈夫です。ただ、手のひらのぬくもりが耳に伝わっていくのを、のんびり感じているだけでいいのです。あたたかいな、気持ちいいな、と思えたら、それでじゅうぶん。

しばらくそのまま、1〜3分ほど。手のひらと耳のあいだに、やさしい温かさが広がっていくのを、味わってみてくださいね。もし余裕があれば、そのまま手をこめかみや後頭部にずらして、頭まわり全体を包んであげるのもおすすめです。

「音を手放す」ひとときを、自分にあげる

耳をおおっている時間は、言いかえれば「音の情報から、少しだけ離れる時間」でもあります。

一日じゅう音を受け取りつづけた耳に、ほんの数分でも静けさを届けてあげる。それは、耳だけでなく、音でいっぱいだった頭の中にも、そっとすきまをつくってくれます。

「こんなに音に囲まれていたんだな」と、手のひらで耳をおおってはじめて気づくこともあるかもしれません。その気づきそのものが、自分をいたわる第一歩です。

眠る前のベッドの中でも、仕事の合間のひと休みでも、思い立ったときにいつでもできます。道具もいらず、お金もかかりません。ただ、あなたの手のひらがあればいいのです。

がんばってくれた耳に、「今日もありがとう」と心の中で声をかけながら。そんなやさしいひとときが、あなたの一日を、そっとやわらかく締めくくってくれますように。

おわりに

音にかこまれた毎日の中で、耳は静かに、ずっと働きつづけてくれています。疲れを感じたときは、手のひらでそっと包んで、ぬくもりと静けさを届けてあげてくださいね。

うまくできなくても、長く続かなくても大丈夫。ほんの数分、耳をいたわろうと思えたその気持ちが、もう何よりのやさしさです。

あなたはあなたのままで、じゅうぶんがんばっています。今夜も、どうかやさしい静けさに包まれますように。


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