朝、目が覚めても、なんだかまだ心がぼんやり。「さあ、今日もはじまるんだなあ」と思いつつ、布団の中でもう少しだけ……そんな朝、ありますよね。
今日はそんな一日のはじまりに、そっと寄り添ってくれる「朝のセルフレイキ」のおはなしをしてみたいと思います。むずかしい準備はいりません。手のひらひとつあれば、だいじょうぶですよ。
朝の手のひらは、一日のはじまりのあいさつ
レイキは、手のひらをそっと当てて、あたたかなぬくもりを巡らせていく、やさしい手当てです。夜の眠る前におこなう方も多いのですが、実は「朝いちばん」にもぴったりなんです。
目が覚めたら、まだ布団の中でかまいません。両手をこすり合わせて、少しあたためてみましょう。そして、そのあたたかな手のひらを、そっと胸のあたりに当ててみます。
「おはよう、今日もいちにち、よろしくね」
そんなふうに、自分自身に朝のあいさつをするような気持ちで。すると、ぼんやりしていた心に、ふわりとやわらかな灯りがともるような感覚があるかもしれません。
目が覚めきらない朝に、そっと
朝が苦手な方、なかなかエンジンがかからない方もいらっしゃると思います。そんなときこそ、無理に「起きなきゃ」とがんばらなくても大丈夫。
手のひらを、おでこや目のまわりに、やさしく当ててみましょう。まだ眠っているからだを、急かすのではなく、「ゆっくりでいいよ」となでるようなイメージです。
呼吸も、いつもより少しだけゆったりと。吸って、吐いて。その息にあわせて、手のひらのぬくもりがからだの中に広がっていくのを感じてみてください。
これは、からだを叩き起こすというより、「そろそろ起きようね」とやさしく声をかけてあげるような時間。あなたのペースで、少しずつ一日へと向かっていけたら、それでじゅうぶんなんです。
ほんの数分でも、心にスイッチが
「朝は忙しくて、そんな時間ないよ」という声も聞こえてきそうです。でも、朝のセルフレイキは、たった数分でもいいんですよ。
たとえば、お布団の中でのほんの一分。あるいは、洗面所の前でひと呼吸おく間だけ。手のひらをおなかに当てて、「今日はどんな一日になるかな」と、そっと心を向けてみる。それだけで、慌ただしくはじまりがちな朝に、小さなひと休みが生まれます。
一日のはじまりに、自分の心とからだの声に耳をすませる。この小さな習慣は、「今日も自分を大切にしよう」という、やさしい合図にもなってくれるかもしれません。
もちろん、朝の感じ方は人それぞれ。あたたかく感じる日もあれば、とくに何も感じない日もあります。どんな感じ方でも、間違いはありませんから、どうぞ安心してくださいね。
おわりに
朝のセルフレイキは、一日を「がんばってはじめる」ためのものではありません。むしろ、「今日も、あなたのままで大丈夫」と、自分にそっと伝えてあげる時間です。
手のひらのぬくもりは、いつもあなたのそばにあります。忙しい朝も、気持ちが乗らない朝も、その手を胸やおなかに当てるだけで、心がふわりとほどけていくことがあるのです。
明日の朝、もし少しだけ余裕があったら、目を覚ましたその手で、自分自身に「おはよう」を届けてみてくださいね。
あなたの一日が、あたたかな一歩からはじまりますように。
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