「今日のお昼、何にしよう」
「この服とあの服、どっちがいいかな」
「この選択で、本当によかったのかな……」
そんなふうに、小さなことから大きなことまで、なかなか決められずに立ち止まってしまう——。もしあなたがそんな自分に、そっとため息をついているのなら。今日はそのお話を、あなたと一緒にしてみたいと思います。
「決められない」のは、あなたが真剣だから
「優柔不断」という言葉には、なんだか少し、否定的なひびきがありますよね。でも、決められないその背景には、あなたのやさしさや誠実さが隠れていることがあります。
「まわりの人を、がっかりさせたくない」
「間違えて、あとで後悔したくない」
「みんなが、心地よくいられる選択をしたい」
そんなふうに、いろんなことを考えているからこそ、すぐには決められないのかもしれません。それは、物事を大切に扱おうとする、あなたの真剣さのあらわれでもあるのです。
だから、どうか「決められない自分はダメだ」なんて、責めないでくださいね。あなたはただ、ていねいに生きようとしているだけなのですから。
「正解を選ぶ」より、「選んだものを正解にする」
わたしたちは、つい「どこかに正しい答えがある」と思いこんでしまいがちです。だからこそ、「間違えたらどうしよう」と、選ぶことが怖くなってしまうのですよね。
でも、ちょっと考えてみてください。選ぶ前の時点では、どちらが「正解」かなんて、実は誰にもわからないものです。
大切なのは、選んだあと。
選んだその道を、自分の手で、少しずつあたたかいものにしていく——。そんなふうに考えると、心が少し軽くなりませんか。
「これでよかったのかな」ではなく、「これでよかったんだと思えるように、これから過ごしていこう」。
そんなやさしい視点を、そっと持ってみるのもいいかもしれません。選択は、ゴールではなく、はじまりなのですから。
小さなことから、「えいっ」と決める練習
とはいえ、いきなり大きな決断をするのは、ハードルが高いものですよね。だからまずは、ほんの小さなことから、ためしてみませんか。
たとえば——
– お昼ごはんは、メニューを見て10秒で決めてみる
– 「どっちでもいい」ときは、あえて「こっちがいい」と口に出してみる
– 迷ったら、「今の自分がなんとなく惹かれるほう」を選んでみる
小さな「決められた」を積み重ねていくと、「あ、選んでも大丈夫だったんだ」という安心が、心のなかに少しずつ育っていきます。
そしてもし、選んだあとに「うーん、ちょっと違ったかな」と感じても、それでいいのです。それもまた、「自分はこういうのが好きなんだな」と知る、大切な発見。選ぶことは、自分を知っていく旅でもあるのですから。
失敗ではなく、経験。うまくいかなくても、それはあなたが一歩ふみ出した、たしかな証です。
まとめ〜あなたの選択を、あなたが信じてあげて
なかなか決められないのは、あなたがものごとを大切に思っているから。だからどうか、その自分を否定しないでくださいね。
「正解を探す」より、「選んだものを、自分で大切にしていく」。
そんなふうに、肩の力をふっと抜いて、あなたのペースで選んでいけたらいいなと思います。
迷って、立ち止まって、それでも一歩を選ぶあなたは、とても素敵です。
どんな選択をしても、あなたはあなたのままで大丈夫。
今日のあなたの「えいっ」を、わたしはそっと応援しています。
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