「せっかくのお休みなのに、なんだかそわそわして落ち着かない」
「何もしていない自分に、うしろめたさを感じてしまう」
そんなふうに、休むことにちょっとした罪悪感を覚えてしまうこと、ありませんか。
体は疲れているのに、心が「まだ休んじゃだめ」とささやいてくる。ソファに横になっても、頭の中では「あれもやらなきゃ」「これも終わってない」と、小さな声が鳴りやまない。
今日は、そんながんばり屋さんのあなたに、そっと寄り添うおはなしをお届けします。
「休む=サボり」ではない、というおはなし
いつのまにか、わたしたちは「動いていること」に価値がある、と思いこんでいることがあります。
役に立っている自分、何かを成しとげている自分。そういう自分でいないと、なんだか申し訳ない。だから、立ち止まることが、こわくなってしまう。
でも、少しだけ思い出してみてください。
スマートフォンも、充電しなければ動きません。植物も、夜のあいだにそっと休んでいます。休むことは、次に動くための大切な準備であって、決して「怠けること」ではないのですよね。
あなたが休むのは、これまでたくさんがんばってきた証拠。むしろ、休みたくなるほど走ってきた自分を、そっとねぎらってあげてもいいのかもしれません。
その罪悪感は、どこから来ているのかな
休むことにうしろめたさを感じるとき、その気持ちの奥には、いろんな背景が隠れていることがあります。
「役に立たないと、認めてもらえない気がする」
「みんな動いているのに、自分だけ休むのは悪い気がする」
そんなふうに、知らず知らずのうちに、自分に厳しいルールを課しているのかもしれません。
もし、大切な友だちが疲れきっていたら、あなたはきっと「ゆっくり休んでね」と声をかけますよね。でも、自分のことになると、そのやさしさをつい忘れてしまう。
だからこそ、まずは気づいてあげることから。「あ、わたし、休むことに罪悪感を感じてるんだな」と、心の中の声にそっと耳をすませてみる。責めるのではなく、ただ「そうだったんだね」と受けとめるだけで、心はふっと軽くなることがあります。
小さな「休んでいい」を、自分に許してみる
いきなり「一日中ゆっくり過ごそう」と思うと、かえってそわそわしてしまうかもしれません。
だから、はじめは小さな休息から。
たとえば、あたたかいお茶を一杯、ゆっくり飲む時間。窓の外の空をながめる、ほんの数分。何もせずに、ただぼんやりする、5分だけの時間。
そのとき、心の中でこんなふうに、そっとつぶやいてみてください。
「今は、休んでいい時間」
もし罪悪感がやってきても、無理に追いはらわなくて大丈夫。「来たね」と気づいてあげて、そのまま、あなたの休息を続けてみましょう。少しずつ、あなたの心は「休んでもいいんだ」ということを、じんわりと覚えていってくれます。
休むことに慣れていないと、最初はちょっと落ち着かないかもしれません。それでも大丈夫。あなたのペースで、少しずつでいいのです。
おわりに
休むことは、なまけることではありません。
それは、あなたがあなたを大切にする、やさしい時間。
がんばってきたあなたには、立ち止まって、ほっとひと息つく権利が、ちゃんとあります。罪悪感がやってきても、そんな自分ごとやさしく抱きしめてあげてくださいね。
何もしない時間の中にも、心がそっと回復していく、大切な営みが流れています。
今日はどうか、少しだけ肩の力を抜いて。
あなたはあなたのままで、じゅうぶんがんばっています。
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