「今日も一日、おつかれさまでした」
そんな声をかけたくなる夜、あなたはどんなふうに過ごしていますか?シャワーだけでささっと済ませてしまう日も、きっと多いですよね。忙しい毎日の中では、それもとても自然なこと。がんばっている証拠です。
でも、もし今夜、ほんの少しだけ時間に余裕があったら。ゆっくりと湯船に浸かってみる、そんな夜を過ごしてみませんか。今日はそんな「お風呂の時間」を、心とからだのやさしい休憩にするおはなしです。
お湯に包まれると、心もふっとゆるむ
あたたかいお湯に肩まで浸かった瞬間、思わず「はぁ〜」とため息がこぼれること、ありませんか。あのため息は、心とからだが「ほっとしたよ」と教えてくれているサインなのかもしれません。
湯船に浸かると、からだがじんわりとあたたまって、こわばっていた筋肉がゆっくりとほどけていきます。日中、気づかないうちに力の入っていた肩や背中も、お湯の中では少しずつゆるんでいくのを感じられるでしょう。
そして不思議なことに、からだがゆるむと、心もそっとほどけていくものです。あれこれ考えてぐるぐるしていた頭が、お湯のあたたかさに包まれるうちに、少しずつ静かになっていく。そんな感覚を味わえたら、それはとても贅沢なひとときですね。
ぬるめのお湯で、ゆったりと
熱すぎるお湯は、シャキッと目が覚める感じがして気持ちいいものですが、夜のリラックスタイムには、少しぬるめのお湯がやさしくなじみます。
「ちょっとぬるいかな」と感じるくらいの、ほんのりあたたかいお湯に、10分から15分ほど、のんびりと浸かってみましょう。時間はあくまで目安ですから、その日の気分や体調にあわせて、心地よいと感じるくらいで大丈夫です。
のぼせやすい方や、体調がすぐれない日は、無理をせずに短めに。あなたのからだが「気持ちいい」と感じることを、いちばんの目印にしてくださいね。
湯船の中では、ぜひゆっくりと呼吸をしてみましょう。鼻から息を吸って、口から長くはき出して。あたたかな湯気ごと、やさしい空気を取り込むように。そうしているうちに、その日にあった小さなモヤモヤも、湯気と一緒にふわりと軽くなっていくかもしれません。
あなただけの、小さなお楽しみを
せっかくの湯船の時間を、もっとあなたらしいものにするために、ちょっとした「お楽しみ」を添えてみるのもおすすめです。
好きな香りの入浴剤を選んでみたり、明かりを少し落としてみたり。防水のライトやキャンドル(※火の扱いにはくれぐれもお気をつけて)で、やわらかな灯りをともすのも素敵ですね。お気に入りの音楽を小さく流せば、そこはもう、あなただけのやさしい隠れ家です。
なにもせず、ただぼんやりとお湯を眺めているだけの時間も、とても豊かなもの。「何かをしなきゃ」と思わなくていいのが、お風呂の時間のいいところです。
そして、お風呂から上がったあとは、湯冷めしないうちにあたたかくして、そのままふんわりとした気持ちで眠りにつけたら、きっと心地よい夜になりますね。冷たいお水を一杯飲んで、水分をおぎなうこともお忘れなく。
おわりに
一日の終わりに、湯船にゆっくり浸かる。ただそれだけのことですが、あたたかなお湯は、あなたの一日をやさしく労わってくれます。
うまくリラックスできない日があっても、それはそれでいいのです。「今日はシャワーだけにしよう」という日があっても、まったく問題ありません。あなたのその日の心とからだの声に、そっと耳をすませてあげてくださいね。
今夜、もし少しだけ時間があったら、いつもより少しゆっくり、お湯に身をあずけてみてください。あなたが、あなたのままで、ほっとひと息つけますように。
今日も一日、本当におつかれさまでした。
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