夜、ふと空を見上げたとき。
街の灯りの合間から、小さくまたたく星がひとつ、目に入ることがあります。
「あ、星が出てる」
たったそれだけのことなのに、なんだか胸のあたりが、ふっとやわらかくなる。
そんな瞬間を、あなたも感じたことがあるかもしれませんね。
今日は、そんな夜空の星と過ごす、ちいさなひとときのおはなしをお届けします。
星の光は、ずっと昔からの「おくりもの」
夜空にまたたく星の光は、実はとても長い時間をかけて、わたしたちのところに届いています。
何年も、ときには何百年、何千年もの旅をして、いま、あなたの瞳にそっと届いているのです。
そう思うと、ちょっと不思議な気持ちになりませんか。
今日、あなたが見上げたその星の光は、あなたに会うためだけに、はるか遠くから旅をしてきた「おくりもの」のようなもの。
そんなふうに感じてみると、いつもの夜空が、少しあたたかく見えてくるかもしれません。
うまくいかなかった日も、心がざわついた日も。
星はいつもと変わらず、そこで静かに光っています。
「今日もおつかれさま」と、そっとそばにいてくれるように。
見上げるだけで、心はふっとゆるむ
星をながめるのに、特別な準備はいりません。
ベランダに出てみたり、窓をすこし開けてみたり。
それだけで、あなたと夜空はつながることができます。
もしよかったら、こんなふうに過ごしてみてください。
まずは、ゆっくりと息を吐きます。
そして、夜空をぼんやりと見上げてみましょう。
星をさがそうとがんばらなくても大丈夫。
ひとつでも見つかったら、「見つけたよ」と心の中でつぶやいてみる。
見つからない夜は、雲のむこうにいる星を想像するだけでもいいのです。
不思議なもので、下ばかり向いていた顔を、ちょっと上に向けるだけで、心の視線も自然と上を向いていくことがあります。
うつむいていた気持ちが、星の光にすくいあげられるように、ふっと軽くなる。
そんな感覚を、そっと味わってみてくださいね。
星に、今日の気持ちをあずけて
もし、心の中にひっかかっていることがあったら。
星を見上げながら、そっとつぶやいてみるのもおすすめです。
「今日はちょっと疲れちゃった」
「ほんとうは、こうしたかったな」
声に出しても、心の中だけでもかまいません。
星は、なにも言わずに、ただ静かに聞いていてくれます。
評価もしないし、アドバイスもしない。
ただ、そこで光っているだけ。
そのなんとも言えない静けさが、ときに、どんな言葉よりも心をほどいてくれることがあります。
そして、あなたが誰かのことを思い浮かべたなら。
「元気にしているかな」と、その人のことを星にあずけてみるのも、やさしい時間です。
おなじ空の下、遠くにいるあの人も、もしかしたら同じ星を見上げているかもしれませんね。
星は、離れた場所にいる人と人を、そっとつないでくれるような、そんな存在でもあるのです。
おわりに
夜空にまたたく星は、遠い場所から長い旅をして、いま、あなたのもとに光を届けてくれています。
見上げるだけで、うつむいた心がふっと上を向く。
今日の気持ちを、そっとあずけることもできる。
星は、なにも求めずに、ただ静かにそばにいてくれます。
がんばった夜も、うまくいかなかった夜も。
あなたはあなたのままで、あの星の光に照らされています。
今夜、もし空を見上げるチャンスがあったら。
どうか、ひとつの星に「こんばんは」と、やさしくあいさつしてみてくださいね。
きっと、その光が、そっとあなたに寄り添ってくれますように。
👍 体と心の健康にご興味がある方はお越しください(全ての記事を体系化しています)
〜癒しの庵(いおり)〜ライトステーション
https://lightstation01.com/top/

コメント