【カウンセリング(ベーシック)】「つい『大丈夫』と言ってしまう」あなたへ〜本当の気持ちに、そっと素直になっていいというおはなし〜

カウンセリング〜ベーシック〜

こんにちは。「癒しの庵〜ライトステーション〜」へ、今日もようこそお越しくださいました。

だれかに「大丈夫?」と聞かれたとき。ほんとうは少し疲れていても、心がざわついていても、つい「うん、大丈夫」と笑って答えてしまう。そんなこと、ありませんか。

気づけば口ぐせのように「大丈夫」と言っている。そして言ったあとで、なんだか少し胸の奥がしゅんとする——。今日はそんな、がんばり屋さんのあなたに、そっと寄り添うおはなしをしてみたいと思います。

「大丈夫」は、あなたのやさしさかもしれません

つい「大丈夫」と言ってしまうのは、決してあなたが嘘つきだからではありません。むしろ、その反対のことが多いのです。

相手に心配をかけたくない。空気を悪くしたくない。この場を、おだやかに保ちたい。そんなふうに、まわりのことを大切に思うやさしさが、「大丈夫」という言葉になってこぼれ落ちているのかもしれません。

だから、まずはその自分を責めないでほしいのです。「また言っちゃった」ではなく、「私、今日もだれかを気づかっていたんだな」と。あなたの「大丈夫」は、あなたのあたたかさの証でもあるのですから。

ただ、いつもいつも自分の本当の気持ちにフタをしてしまうと、心はだんだん疲れてしまいます。ほんとうの声を、聞いてもらえないまま。それは少し、さみしいことですよね。

まずは、自分にだけそっと本音を

いきなりだれかに本音を打ち明けるのは、なかなか勇気がいるものです。だから最初は、あなた自身にだけ、そっと本当の気持ちを聞かせてあげることから始めてみませんか。

夜、ひとりになれる時間に、心の中でつぶやいてみます。「ほんとうは、ちょっと疲れてたな」「ほんとうは、あの一言が悲しかったな」と。

声に出しても、ノートに書いてもかまいません。だれに見せるものでもありませんから、格好つけなくていいのです。うまく言葉にならなくても、「なんだかモヤモヤする」だけでも、じゅうぶん。

自分の気持ちを、自分がいちばんに認めてあげる。それだけで、心はふっと軽くなることがあります。「大丈夫」の下に隠れていた本当の声に、あなた自身が気づいてあげられるからです。

少しずつ、小さな本音を外に出してみる

自分の気持ちに慣れてきたら、こんどはほんの少しだけ、外に出す練習をしてみましょう。とはいえ、大きな告白でなくてかまいません。

たとえば「大丈夫」と言いそうになったとき、そのあとに一言だけ添えてみる。「大丈夫、でもちょっと疲れてるかも」「大丈夫、でも今日は甘えたい気分」。そんなささやかな一言でいいのです。

信頼できる人に、少しだけ弱音をこぼしてみる。そんな小さな一歩が、あなたの心にすきまをつくってくれます。相手も、あなたの本当の気持ちを知ることで、より安心してそばにいてくれるかもしれません。

もし今日はやっぱり「大丈夫」で終わらせたい、という日があっても、それはそれでいいのです。無理をして本音を出す必要はありません。あなたのペースで、あなたのタイミングで。焦らなくて、だいじょうぶですよ。

おわりに

つい「大丈夫」と言ってしまうのは、あなたがまわりを大切に思うやさしさから。でも、そのやさしさを、どうか自分自身にも、少しだけ向けてあげてください。

本当の気持ちに素直になることは、わがままではありません。あなたの心を、大切にすることそのものなのです。

今日もがんばったあなたへ。ほんとうは、どんな気持ちでしたか。よかったら、そっと自分に聞いてみてくださいね。

あなたはあなたのままで、じゅうぶんに素敵です。今日も一日、おつかれさまでした。


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