【カウンセリング(ベーシック)】気づけば、歯をぐっと食いしばっていませんか?〜こわばった「あご」を、ふっとゆるめるやさしい習慣のおはなし〜

カウンセリング〜ベーシック〜

こんにちは。「癒しの庵〜ライトステーション〜」へ、ようこそお越しくださいました。

パソコンに向かっているとき。何かに集中しているとき。ふと気づくと、上と下の歯がぴったり合わさって、あごにぐっと力が入っていた……。そんな経験はありませんか?

わたしたちのあごは、一日のうちで思っている以上に、こっそりとがんばっています。今日はそんな、がんばりやさんの「あご」を、そっとゆるめてあげるおはなしをしてみたいと思います。

気づかないうちに、あごはがんばっています

本来、口を閉じているとき、上下の歯はふれあっていないのが自然な状態だと言われています。ほんの少しだけ、すきまがあいているのが、力の抜けたリラックスした状態なのですね。

でも、忙しい毎日の中では、無意識のうちにぐっと歯を合わせてしまいがち。緊張しているとき、考えごとをしているとき、あるいは眠っているあいだにも、そっと力が入っていることがあります。

あごには、たくさんの筋肉がつながっています。だから、あごがこわばると、その周りの頭やこめかみ、首や肩まで、なんとなく重たく感じることもあるのですね。

「なんだか最近、顔まわりが疲れているな」——もしそう感じているなら、それはあなたのあごが、いつも一生懸命がんばってくれているサインなのかもしれません。

まずは「気づいてあげる」ことから

あごをゆるめる、いちばんはじめの一歩は、とてもシンプルです。それは「あ、今、力が入っていたな」と気づいてあげること。

一日の中で、ふと思い出したときに、こう心の中でつぶやいてみてください。

「歯、離れているかな?」

もしぴったりくっついていたら、ふっと力をぬいて、上下の歯のあいだに、ほんの少しすきまをつくってあげます。それだけで、あごまわりがふわっとやわらぐのを感じられるかもしれません。

慣れないうちは、忘れてしまってあたりまえです。でも、それでいいのです。気づいたときに、そっとゆるめる。その小さなくり返しが、少しずつ、あなたのあごに「力を抜いていいんだよ」と伝えてくれます。

あごを、やさしくいたわる小さな習慣

気づくことに慣れてきたら、こんなやさしいケアも、そっと取り入れてみてくださいね。

**その一、ふーっと息をはきながら、あごをゆるめる。**
深く息をはくとき、肩の力といっしょに、あごの力もそっと手放してみましょう。口を軽くあけて「はぁ〜」と声にしてもいいですね。

**その二、こめかみやほおを、指でくるくる。**
指のはらで、こめかみやほおのあたりを、やさしく円を描くようにさすってみます。あごを動かす筋肉が、そっとほぐれていきます。強くもまなくて大丈夫。ふれるだけで十分です。

**その三、手のひらで、あごを包んであげる。**
両手をほおにそっと当てて、あごのラインを包みこみます。手のぬくもりが伝わって、こわばりがゆっくりほどけていくような、やさしい時間になりますよ。

寝る前のひとときに取り入れると、一日じゅうがんばってくれたあごに、「おつかれさま」と伝えてあげられるかもしれません。

おわりに

あごに力が入ってしまうのは、あなたが日々、真剣に、一生懸命に過ごしている証でもあります。だから、どうか自分を責めないでくださいね。

大切なのは、「気づいて、ゆるめてあげる」こと。ほんの数秒でできる、あなたへのやさしい贈りものです。

ぐっと入っていた力を、ふっとぬいて。あなたのあごも、心も、少しずつゆるんでいけますように。

今日も、がんばっているあなたへ。あなたはあなたのままで、いいのですよ。またここで、そっとお会いしましょうね。


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